詩誌「青魚」67号
僕が参加している同人詩誌の「青魚(せいぎょ)」67号が出来てきた。詩誌代表のTさんが関わっているガソリンスタンドに寄って、15冊を受け取った。
僕はソネット(韻は踏んでいなくて、4、4、3、3行の4連の詩)を6篇発表した。
僕が参加している同人詩誌の「青魚(せいぎょ)」67号が出来てきた。詩誌代表のTさんが関わっているガソリンスタンドに寄って、15冊を受け取った。
僕はソネット(韻は踏んでいなくて、4、4、3、3行の4連の詩)を6篇発表した。
昨日、「田村隆一全詩集」を読み終えた。千五百ページ近い分厚い本で、2重箱入り。今年の初め頃に読み始めたから、5ケ月くらいかけて読んだことになる。1度に2、3篇を味わいながら読んだから、と言えば聞こえはいいが、じつは応接室で煙草を喫むときに少しずつ読んだからである。
時代の先や、自分の将来を予言した行もあって、今になってわかる。
不況の中で亡くなったので、「田村隆一全集」は出なかったが、彼の散文全集も読みたいものである。文庫本で「インド酔夢行」を読んだが、酔っ払ってばかりの旅行記だった。
今日「ブックオフ米松店」で、「日本の名著」(中央公論社)の「ホッブズ」「フロイト」「デュルケーム ジンメル」を買った。このシリーズの買い残しは「続」を含めてあと4冊なので、少々高くても市内の老舗古書店などで買い揃えようかと思っている。
また「犬を選ぶためのカラー図鑑」を買った。妻がペットを飼うのを嫌がるので、犬も飼えないわけだが、動物好きの僕(だと思う)は、多種な犬の写真を見るだけでも、心がなごむ。退職したら、大型犬を飼ってみたい。
4月だったか、職場の上司から孔雀サボテンの苗を貰っていたので、3株をポット鉢から、プラ鉢に赤玉土単用で植え替えた。去年に頂いた株には、花芽の付いたものもある。
アマリリスの球根が増えたので去年に分けて植え替えた幾株かにも、莟が上がってきている。
鉢の土にはオルトラン粒剤(殺虫剤)を、鉢の間にはナメトックス(ナメクジ駆除剤)を撒いてある。
キッチン窓辺のミニバラ2株には、赤と白の花が少しずつさいている。
「ブックオフ板垣店」で、ディ・クィンシー「阿片常用者の告白」(岩波文庫)1冊だけを買った。
機会があって、俵万智「サラダ記念日」を入手したので、読み返してみた。発売当時は僕はまだ短歌を詠んでいなかった。今は新しく秀歌にも気づく。彼女は、早稲田大学文学部のキャピキャピした女子学生から、シングルマザーとなり、いま仙台市へ移住した。人生を感じる。
彼女は僕と同じ高校を卒業しているし、福井を「ふるさと」と呼んでいるなど、親しみを感じる点もある。
「サラダ記念日」の「あとがき」の末尾に次のように書かれている。「生きることがうたうことだから。うたうことが生きることだから。」
新潮社「世界詩人全集」3「ハイネ詩集」を読みおえた。社会主義的な面からの評価も今は虚しい。
この全集は装丁が優れている。黒い箱に薔薇の模様を浮かび上がらせ、表には金の文字、背には銀の文字を印している。本体の表紙は朱赤色で、箱と合わせてスタンダールの「赤と黒」を思わせる色の対比だ。また本体にビニールカバーが付いていて、汚れても、拭えばすぐ取れる。
僕は「ハイネ全詩集」全5冊(角川書店)を持っているので、いつか読みたい。彼の全散文集も出版されているらしいので、手に入れて読んでみたい。
キッチンの窓辺にミニバラの白い一輪が咲いた。莟も3つくらいある。隣の鉢の赤花の株にも莟がある。両方とも、鉢植えを買ってきて、4年めに入るのだろう。
「歌壇」6月号を買った。
河出書房「豪華版 日本文学全集4 平家物語 全 中山義秀訳」が、注文していたネット古書店より届いた。その古書店の目録には、「豪華版」「全」の語が無かったことに気づいて、探していた本とは違うのではないか、無駄な出費をしてしまったかと煩悶(?)したが、届いた本は探していたそのものだった。これで、この版の日本文学全集29冊が揃ったのである。
「平家物語」は高校生時代に原文を岩波文庫で読んでいるし、再読するにしても原文で読みたい。この訳を読むことは無いだろう訳だが、全集の価値は揃っているか、いないかによって、大きく違ってくるから、それで買い揃えたわけである。
先の5月12日(土曜日)の午後、県立図書館多目的ホールにて、荒川洋治さんの「第5回小林秀雄賞受賞記念講座」があった。聴講者は図書館関係者の予想をはるかに越えたらしく、補助椅子がたくさん通路に出され、そこで聴き入った人も多かった。第1部「生誕百年 高見順の世界」、第2部「実学としての文学」、あわせて2時間あまりの講座だった。興の乗ってきた荒川さんが凄いことを語っている実感があるのだが、何人の聴講者がわかっているのか。
桑原正紀歌集「妻へ。千年またむ」(短歌研究社)、森瑤子「マイコレクション」(角川文庫)を読み終える。
庭の五葉松(高さ2メートル近い)の「みどりつみ」をする。
「日本の古本屋」を通して注文していた「白秋全集39 書簡」(岩波書店)が届いた。芸術家の書簡・日記を珍重するのは日本的いじましさの一つだと思うけれど、やめられない。
「現代俳句選集Ⅵー3」黒沢宗三郎句集「秩父」(牧羊社)を読み終えた。
最近のコメント