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2007年8月の18件の記事

2007年8月31日 (金)

荒川洋治詩集「チューリップ」時代

003  荒川洋治さんの詩集「チューリップ時代」を読みおえる。1981年第1刷、てらむら・刊。彼のそれまでの未刊詩109篇を収めてある。彼が高校生時代に発表した、なつかしい作品も載っていた。高校文芸部員だった頃、彼はすでに戦後詩を抜け出た作品を発表していたと、今になって僕は理解する。

2007年8月30日 (木)

グーグルのガイド本

002  昨日一日、夏休みだったので、大型電器店へ行き、グーグルのガイド本を買った。エクスメディア「超図解mini グーグル検索&活用ガイド」。グーグルを取上げるパソコン誌が多いし、Google Earthなどにも興味があるからだが、操作がかなり難しいようだ。時間と気持に余裕がある時に、試してみよう。

2007年8月29日 (水)

「メキシコ ペルー」

001  集英社「原色世界の美術 16 メキシコ ペルー」を見おえる。怪異な像や絵が多く、惹かれるところもあるが、込められた心情はよくわからない。これでこのシリーズの16冊を見おえた。古代の遺物を多く見られて良かった。この16冊は、図書館に寄贈する事になるだろう。

2007年8月28日 (火)

「コスモス」9月号

 歌誌「コスモス」2007-9月号を読みおえる。初めから「cosmos集」までと、「扇状地」など。特選欄の「cosmos集」では、ごく若い人たちが大活躍である。将来の「コスモス」を担うだろう。

2007年8月26日 (日)

夏祭

002_2 004_2 005_2 007_2 今日(8/26、日曜日)、町内天神地区の夏祭が集会場前の広場で催された。隣組班長の僕も参加して朝8時半より準備(昨日も一部、準備しておいた)、11時より祭の開幕。写真は左より、かき氷、輪投げ(ヨーヨー釣り、スーパーボウル掬いもあった)、焼肉、メインイベントの流しそうめんの様子である。ほかに老若男女による、ビール早飲み競争もあったが、本人がビールに酔っていて、写真を撮り損ねた。

 好天に恵まれ、トラブルもなく、祭は午後3時に無事、閉幕。後片付けのあと、運営メンバーで打ち上げ会があったが、僕は加わらずに帰宅した。

2007年8月24日 (金)

詩集「チューリップ時代」

 「日本の古本屋」を通じて「天牛堺書店」に注文していた、荒川洋治詩集「チューリップ時代」が、きょう届いた。1982年、てらむら・刊。定価の4倍以上のプレミアム本だった。内容は、それまでの全未刊詩篇、109篇を集めたもの。

 彼には詩誌や文芸誌に発表していない、「未発表詩篇」が未だある。彼は講演で、「中学生時代に散歩していて詩が数編できて、『詩人になれるかな』と思った」と語った。また彼が高校を卒業するとき僕に、スケッチブックに手書きの詩集(「鈴の罪」という題だったと思う)を呉れたが、彼が詩壇に出る直前に「返してほしい」と言われて、返却してしまった過去がある。ただし手書き詩集の作品はのちに、ばらばらに同人詩誌などに発表してしまったのかも知れない。内容については殆ど覚えていないので。

2007年8月22日 (水)

ピンク夾竹桃

001 003  庭にピンクの夾竹桃(在来種)がまだ咲いているので、アップと全体の写真を掲げる。夾竹桃はほかに花の少ない時期に咲くので、珍重される。ただし花には毒があり切花にしてはいけないと言う人がいた。またその人は、この花を仏壇に飾ると金箔が剥げるとも言った。少し怖い。

2007年8月19日 (日)

ロルカ全詩集Ⅰ

001 004  「ロルカ全詩集 Ⅰ」を読みおえる。小海永二訳、青土社・刊、全2巻。今のところ、彼の詩の良さがあまりわからない。彼の人生、スペインの歴史・風土風俗を、僕がほとんど知らないせいもあるだろう。

 今日午後、「勝木書店ワッセ店」にて、「歌壇」2007-9月号と、川口輝久「かんたん図解 Excel2003 基本操作」(技術評論社)を買った。エクセルの本は優れていて、さっそく疑問がひとつ解けた。

2007年8月18日 (土)

中平まみ「ストレイ・シープ」ほか

 今日の午前、「BOOK OFF鯖江店」へ行き、文庫本を4冊買った。中平まみ「ストレイ・シープ」(河出文庫)、稲垣足穂「天体嗜好症」(同)、芦原すなお「松ヶ枝町サーガ」(文春文庫)、江国香織「都の子」(集英社文庫)である。

2007年8月13日 (月)

歌集「時間の川」

003_2 砂川光子さんの第一歌集「時間の川」(ながらみ書房・刊)を読みおえる。彼女は「花ゆうな」「未来」所属の歌人。1937年生まれ、沖縄県在住。作風は特異で、「大和朝廷の雅び」「写実・写生の呪縛」から自由である。たとえば次のような歌。

急ぐのは時間かわれか後戻りならざれば今振り返り見む

 このような思念だけを述べた作品は「コスモス」では歓迎されないだろう。しかしこの歌を優れた作品として受け入れる器のある所が、短歌の世界の素晴しさである。

 

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