「コスモス」10月号
「コスモス」2007-10月号を読みおえる。初めから「COSMOS集」までと、新・扇状地、風鳥派、物故者作品抄など。随筆特集の「風鳥派」には、興味深いエピソードが載っている。
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「コスモス」2007-10月号を読みおえる。初めから「COSMOS集」までと、新・扇状地、風鳥派、物故者作品抄など。随筆特集の「風鳥派」には、興味深いエピソードが載っている。
「井上光晴作品集」3冊揃いが届いた。本の状態はかなりよくない。これで彼の「作品集」3シリーズ13冊が揃ったわけだが、このあとも彼はたくさんの小説を書いていて、それらはこのシリーズを読み終えた時に、どうするか考える積もりである。
「日本の古本屋」を通して、大阪府の古書店「瓢箪山書房」に註文していた本、「井上光晴第三作品集」5冊揃いが届いた。事情は昨日ここに書いた通りである。箱に帯がない、あるいはビニカバがない(店主の心遣いのパラカバがある)など、格安品はやはり「訳あり」だった。両方とも本体にはビニカバがあったけれども。
先日に「日本の古本屋」を通して岐阜県の古書店「カバラ書房」に註文していた、「井上光晴新作品集」5冊揃いが届いた。じつは「井上光晴作品集」3冊、「同 新作品集」5冊、「同 第三作品集」5冊を、ほぼ同時に別々の古書店に註文していたのである。それらを買う気になったのは、以前に買った「新作品集」端本の中に気になる部分があったからだが、別に彼の左翼性を信頼したからではない。
かなり遅くなりましたが、「歌壇」2007-10月号に、大松達知さんの短歌「足の裏」12首、奥村晃作氏の歌集「鴇色の足」より自選200首、松尾祥子さんの「作品評 ⑧月号 見えないものを詠む力」が載っています。これらを味わうためにも、「棧橋」会員の方を含め、皆さんがこの歌誌を読まれたほうが良いと思われます。
「BOOK OFF米松店」(福井市内で初に、おそらく県内でも初に出店した「BOOK OFF」である)に行き、「井上光晴新作品集」全5巻のうち、第2,4巻を買った。安価だったのと、造本がしっかりしている(箱、帯、ビニールカバー)ことに惹かれた。僕はビニールカバーの付いた本に弱い。丈夫だし、汚れても拭えばすぐに汚れが取れる。
ほかに、スエトニウス「サテュリコン」(岩波文庫)を買った。
「勝木書店ワッセ店」へ行き、竹の子さんがそのブログ「竹の子日記」で推奨の本、堀江敏幸「いつか王子駅で」(新潮文庫)を買う。王子とは八王子市のことらしいが、そこに僕の息子が数年間住んだことがあり、僕も電車で何度か訪ねた。もっとも街の様子はほとんど知らない。
「歌壇」10月号が出ていたので、それも買う。
なお店の本名は「Kabosワッセ店」で、カボスとはカボンス(過分数、つまり頭デッカチのこと)から来ているのだろうか。
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