午前中に、福井県坂井市春江町にある「ゆりの里公園」へ行った。花季を以前に電話で問い合わせておいたのだが、百合の品種によっては、花のすでに散りかけている一画もあった。
広大な百合庭園のほか、野菜・花の直販所、さらにフリーマーケットもあった。
サラリーマンのグループが記念写真を撮っていたり、ゆっくり花をめぐる雰囲気ではないので、土産に百合1鉢を買って、早々に帰った。
拙作1首
ひと巡りしては来たれど満開の百合庭園は遠目にも佳し
歌誌「棧橋」№92より
午後のひととき、「中国の歴史」(10冊、昭和49年頃、講談社・刊)の帯に破れ箇所がめだつので、箱より外して補修(セロテープで裏打ち)する。
こういう事を静かな気持でできるのは、僕が1種の書痴なのか、未来の古書店主か。
土曜日の今日、朝のうちに軒下の鉢物の雑草を抜き、足洗い場よりホースを引いて水遣りをしておく。
そのあと「勝木書店ワッセ店」へ行き、店内の「古本センター」で、レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ「パリの夜(革命下の民衆)」(岩波文庫、植田祐次・編訳、1988年・刊)を買った。書店のほうで、日本棋院「囲碁年鑑2008」を取り寄せ依頼しておく。店員がパソコンで在庫を調べたり、とても時間がかかった。
帰途、「8番らーめん」で、ラーメンと餃子で昼食とする。
午後に「福井県立美術館」へ行き、併催の「県 書道展」「県 現代書作家展」を観る。入場無料。
二人詩誌「群青」の題字を書いてくださった小林峰仙氏(職場の元・上司)の書が準特選に入っていた。
流麗な漢字の書より、隷書の作品に惹かれた。篆刻に1つとくに優れると思われる作品があった。
「コスモス」2008-6月号を読みおえる。
初めより「COSMOS集」までと「新・扇状地」など。
「コスモス」誌を読むことは、自分が日々に短歌を詠む刺戟にはなるけれども、とくべつの感慨はない。
小山さん、鈴木さん、大西さん、「月集特別作品」おめでとうございます。
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