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2008年7月の23件の記事

2008年7月30日 (水)

夏の花木⑤木槿2種

004_2  庭で木槿が咲いている。

 一重の白花である。

 清楚な感じがする。

007_2  八重の白花である。

 花容が乱れている。

 それと小輪なのが惜しまれる。

2008年7月29日 (火)

「故宮名画選萃」

004  「国立故宮博物院 名品図録」全5巻より、絵画篇「故宮名画選萃」を見おえる。

 1970年、国立故宮博物院・発行。箱、帯、本体にビニール・カバー。

 西欧近代絵画を、おもに画集などで見慣れた目には、中国の古い絵画は馴染めない。山水画の奇景や、かわった風俗も、実際にあったものだろうし、顔料の違い、画家の経歴を自分が知らない点も含めて、中国の古い絵画(日本の南画なども含めて)の美意識にこれから馴染みたいものだ。

 明時代の絵に、色調の明るい作品があって、好感がもてる。

 またこの作品集のカラー印刷は、1970年にしては鮮明で、優れている。

2008年7月27日 (日)

小高賢「現代短歌作法」読了

002  小高賢「現代短歌作法」(2006年、新書館・刊)を読みおえる。

 明治以降の現代短歌史は、ほぼ既知のこと。ただし抽出歌のとても面白い、仙波龍英の早世が惜しまれる。

 作歌法の多読、多作の勧めも既に読んでいる。ただ、短歌が引き算の文学であり、単純化を勧めている箇所は、今の僕には納得できない。僕は詩を作っているせいだろうか、作品に豊かさを求める。

 批評の大事さを説くところは、僕には厳しい。

 「短歌自分史」の章は、馬場あき子との出会いから、面白く(やや漫談調に)述べられているが、「小高賢作品集」のあとがきと、ほぼ重なっている。

2008年7月26日 (土)

「雛と雛道具」

004  写真集「名家秘蔵 雛と雛道具」(昭和54年、毎日新聞社・刊)を見おえる。

 大名や名家の婚礼、女児出生に贈られた、気品ある雛と雛道具の写真が(「秘蔵」と銘打つだけあって、この本が写真の初掲載というものも含めて)多数、掲載されている。

 添えられた文章類も豊富で、馬場あき子さんが「和歌俳句に見るひな祭り 乙女ぞ立てる」と題したエッセイ風の文章で、古今の俳句、短歌を引用しながら、人々が(自分を含めて)雛に寄せてきた思いを述べている。

2008年7月25日 (金)

「高村光太郎選集」他

006 003  「勝木書店ワッセ店」内の「古本センター」で、「高村光太郎選集」6冊(1966年頃、春秋社・刊)を買った。全7冊の内、別巻・欠。

 僕は高村光太郎の詩も生き方も、好きではない。妻の神経の病気にも、自分の責任はまったく考えていない所。戦中も敗戦直後も、日本のオピニオン・リーダーたらんとした所。

 他に丁玲の小説「霞村にいた時 他6篇」を買う。岩波文庫、1976年・刊、パラフィン紙カバー、帯。初めて目にした本だったので。

2008年7月24日 (木)

職場の花壇⑩

004 001  職場の花壇では、真夏の今も、花が咲いている。

 初めの写真は、トルコ桔梗だと思う。花が少なくて残念。

 2枚目は、球根の花だと思うが、何かわからない。ピンク色の花が群れ咲いて、人目を惹く。

2008年7月23日 (水)

アメリカフヨウ2種

001 004  庭で赤花と白花のアメリカフヨウが咲き始めた。

 大きいだけで、あいかわらず芸のない花である。ただしそれは道化に通ずるところがあって、意義があるのかも知れない。

 失せてしまった、ピンク花と濃赤花の株が、いまでも惜しい。

2008年7月20日 (日)

夏の花木④木槿3種

001 004 005  庭で木槿が咲いている。

 初めより、花笠咲きのピンク花、花笠咲きの赤紫の花、一重の赤紫の花。

 去年の今頃にも、同じ花の写真をこのブログにアップしている。園芸においては、多少の変化はあっても、繰り返しは常態である。創作においては、NGだろう。ブログにおいて繰り返しはどうなのか。迷いをのこして、写真をアップする。

2008年7月19日 (土)

3冊を買う

 「勝木書店ワッセ店」へ行き、3冊を買った。

 まず「歌壇」2008-8月号。綜合歌誌では、この1種類のみ読んでいる。

 次ぎに小高賢「現代短歌作法」(新書館・刊)。現代短歌を系統立てて勉強する為。

 同店内の「古本センター」で、「ポール・ニザン著作集 3 アントワーヌ・ブロワイエ」(晶文社、1968年・刊)を買った。今さらポール・ニザンやパヴェーゼでもないが、みじめだった青春時代を惜しんで。

2008年7月18日 (金)

「佐佐木幸綱の世界 9 歌集篇」が届く

 「日本の古本屋」を通して、東京都の古書店「戸川書店」に注文していた本、「佐佐木幸綱の世界 9 歌集篇」が届く。

 数ヶ月も前に、「佐佐木幸綱の世界」の第1、2巻をある古書店に、第9巻を別の古書店に注文した(「日本の古本屋」を通して)ところ、第9巻は店頭売り切れで在庫がない、との返信があった。ほかに同書はT書店より出ていたが、あまりに高かったのでじっと待ったところ、「戸川書店」より手頃な価格で出たので、さっそく注文したものである。

 これで「佐佐木幸綱の世界」の歌集篇が、第15巻を含めて、4冊揃った。これくらいなら、「佐佐木幸綱作品集」を買ったほうが、簡便で安価だったかも知れない。

 昨日に「棧橋」№95が、今日に「コスモス」8月号が届いた。

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