久々に(1ヶ月ぶりくらいか)、「勝木書店ワッセ店」へ行く。新刊本や古本を、ネットで買う事が多かったのである。
村上春樹の、「村上ラヂオ」(エッセイ集)と、「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」(紀行文)を、買った。ともに新潮文庫。
この2冊の情報を、僕は「アマゾン」の古本サイトから得たのである。「アマゾン」や「ライブドア」のショッピング・サイトを観ていると、商品を買えなくても楽しい。
今月27日に紹介した、大江健三郎の文庫本3冊は、「アマゾン」と「ライブドア」の古本屋サイトから買ったのだし。
同店で「歌壇」5月号を買う。
近所の「ローソン」で、「日経PC21」5月号を買う。僕には難しい記事が多い。
大江健三郎の小説で、講談社文庫「宙返り」上巻(下巻は持っていた)、同文庫「取り替え子」、中公文庫「二百年の子供」である。
じつは「宙返り」と「取り替え子」とは、新刊単行本(それも初版で!)買ってあったのだが、単行本ではなかなか読めない事情ができて、古文庫本を購入したのだ。
それに講談社文庫で、「憂い顔の童子」も持っているので、大江健三郎の4作を読める日を待っている。
それまでの大江健三郎の小説は全部、読んでいる筈である。
もう1つ自慢すると、ノーベル文学賞受賞記念の、12冊作品集(外箱付き、2,500部限定)が、僕の本棚にある。作品は、文庫本や単行本で読むことが、多かったけれども。
牧羊社「現代俳句選集Ⅵ」より第47巻、針ヶ谷隆一(はりがや・たかいち)句集「天狗絵馬」を読みおえる。
箱、帯、本体にパラフィン紙カバー、219ページ。
著者は埼玉県・在住、俳誌「橘」同人。
中堅俳人の句集をあつめたこのシリーズ全57冊のうち、僕は20冊ほどを、「BOOK OFF」で買った。定価2,300円のところ、1冊105円で買えて、とても助かった。
また、これら句集の作品は、鮮やかさと気迫で、僕の作歌にとても為になった。
シリーズの手持ちも、この句集が最後である。句風はやさしく、句割れ、句跨りの作品は、あまり冴えない。
以下に5句を引く。
走り梅雨椅子の高さを替へてみる
雪吊を見てゐて家鴨見失ふ
父と子が草に寝て見る大花火
元日の駅伝はいま折り返す
人の世の兼ね合ひなんど花嵐
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