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2009年3月の25件の記事

2009年3月31日 (火)

椿と木瓜

004 003  庭で椿の花が咲く。

 ピンク一重の、ゆったりした花である。

 品種、不明。

 2番目の木瓜の花が咲く。

 接写のせいもあって、写真がピンボケである。

 庭に昔、12種類の木瓜の苗を植えた(うち1種はのちに枯れたことを確認)のだが、この頃は皆、似たような花が咲く気がしてならない。

2009年3月30日 (月)

村上春樹「村上ラヂオ」他

006  久々に(1ヶ月ぶりくらいか)、「勝木書店ワッセ店」へ行く。新刊本や古本を、ネットで買う事が多かったのである。

 村上春樹の、「村上ラヂオ」(エッセイ集)と、「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」(紀行文)を、買った。ともに新潮文庫。

 この2冊の情報を、僕は「アマゾン」の古本サイトから得たのである。「アマゾン」や「ライブドア」のショッピング・サイトを観ていると、商品を買えなくても楽しい。

 今月27日に紹介した、大江健三郎の文庫本3冊は、「アマゾン」と「ライブドア」の古本屋サイトから買ったのだし。

 同店で「歌壇」5月号を買う。

 近所の「ローソン」で、「日経PC21」5月号を買う。僕には難しい記事が多い。

2009年3月29日 (日)

サローヤン「我が名はアラム」

003  アメリカの作家、ウィリアム・サローヤンの連作短篇集「我が名はアラム」を読みおえる。三浦朱門・訳。

 福武文庫、1988年2刷。

 主人公は、アルメニアからアメリカに移民した夫婦の子、アラム・ガローラニヤン少年である。彼と、エキセントリックな一族の者との、奇妙な言動が描かれる。

 その奇妙さには、1種のペーソスがあるのだけれども、それが人間の真実を突いているか、疑わしい。

 もっとも僕に、移民の心情がわかる訳ではない。

 彼の「人間喜劇」とか、新潮文庫で出た本とか、長編小説を読んでいない(この文庫本が初めて)ので、作家としての彼を評することも出来ない。

 

2009年3月28日 (土)

木瓜と椿

001 005  庭で木瓜の花が咲く。

 白色とピンクの花の咲き分けである。

 この木も植えつけてより年数を経ているが、大株にならない。

 椿「羽衣」の花が咲く。ピンクの蓮華咲きである。

 この木と椿「都鳥」の木(共に2メートルくらいの高さ)が、10年前くらいから衰え始めて、今は瀕死状態である。

 回復の手立てがわからなくて、困っている。

2009年3月27日 (金)

大江健三郎3作品

002  ネットで注文した、古文庫本3冊が届く。

 大江健三郎の小説で、講談社文庫「宙返り」上巻(下巻は持っていた)、同文庫「取り替え子」、中公文庫「二百年の子供」である。

 じつは「宙返り」と「取り替え子」とは、新刊単行本(それも初版で!)買ってあったのだが、単行本ではなかなか読めない事情ができて、古文庫本を購入したのだ。

 それに講談社文庫で、「憂い顔の童子」も持っているので、大江健三郎の4作を読める日を待っている。

 それまでの大江健三郎の小説は全部、読んでいる筈である。

 もう1つ自慢すると、ノーベル文学賞受賞記念の、12冊作品集(外箱付き、2,500部限定)が、僕の本棚にある。作品は、文庫本や単行本で読むことが、多かったけれども。

2009年3月26日 (木)

「白秋全集」より「詩集」篇5冊

002  「日本の古本屋」を通して、「高原書店」(1冊)と、「光芳書店」(4冊)に注文していた、本が届く。

 岩波書店「白秋全集」より、「詩集」篇5冊揃い(第1~5巻)である。1984年以降・刊。

 たとえば第1巻「詩集1」は、657ページの大冊だけれど、詩集「邪宗門」しか収められていなくて、単行本初版の形のあとに、紙誌への初出形などを収めてある。

 「全歌集」3冊は読んだし、この全集で「童謡集」「詩集」も揃え、「書簡集」も買ってあるので、これ以後は白秋の著作を買わないでおこうと思う。

 写真は、5冊の箱の背である。

2009年3月25日 (水)

白木蓮、水仙、連翹

003 004  庭で白木蓮の花が咲く。

 植えてより30余年を経ており、老木に入るのか、花が少なめである。007_2

 水仙が咲く。

 白弁黄ラッパの花で、楚々としている。009

 連翹が乏しらに咲く。

 先年の、素人剪定が悪かったのである。

2009年3月24日 (火)

針ヶ谷隆一「天狗絵馬」

004  牧羊社「現代俳句選集Ⅵ」より第47巻、針ヶ谷隆一(はりがや・たかいち)句集「天狗絵馬」を読みおえる。

 箱、帯、本体にパラフィン紙カバー、219ページ。

 著者は埼玉県・在住、俳誌「橘」同人。

 中堅俳人の句集をあつめたこのシリーズ全57冊のうち、僕は20冊ほどを、「BOOK OFF」で買った。定価2,300円のところ、1冊105円で買えて、とても助かった。

 また、これら句集の作品は、鮮やかさと気迫で、僕の作歌にとても為になった。

 シリーズの手持ちも、この句集が最後である。句風はやさしく、句割れ、句跨りの作品は、あまり冴えない。

 以下に5句を引く。

走り梅雨椅子の高さを替へてみる

雪吊を見てゐて家鴨見失ふ

父と子が草に寝て見る大花火

元日の駅伝はいま折り返す

人の世の兼ね合ひなんど花嵐

2009年3月22日 (日)

椿3種

002   庭で、3種の椿が咲いた。

 初めの花は、今季に一度、このブログに写真をアップしたが、それよりきれいに咲いたので、再度アップする。

005 010

 ピンク八重の花は、洋種椿の大輪である。

 品種、不明。

 最後の写真は、赤花千重の「さつま紅」である。

 見栄えのする花だ。

2009年3月21日 (土)

「白秋全集」より「童謡集」4冊

001  「日本の古本屋」を通して、大阪府の「永井古書店」に注文していた、4冊が届いた。

 「白秋全集」(岩波書店)より「童謡集」4冊揃い(第25~28巻)である。単行の「全童謡集」もあるようだが、全集端本が安い。

 白秋の創作は、詩、短歌、童謡がごく大きいと、僕は思っている。単行の「全歌集」3冊を読んだことがあり、詩集も「白秋全集」第1~5巻を、注文中である。

 高校文芸部員の時に、新潮文庫だったか、童謡集より何篇かをガリ版で切って、読書会のテキストにした記憶がある。

 詩や短歌と違った、のんびりした心情とリズムが好ましかった。

 写真は、4冊の箱の背である。

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