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2009年3月の25件の記事

2009年3月20日 (金)

白沈丁花と黄水仙

008 006  白花の沈丁花が咲く。

 写真は、接写をさらに拡大したもので、このような小さな花の集まりが、株にはたくさん着く。

 小雨のせいか、あまり匂わない。それに僕は、下水道関係とゴミ関係の仕事に30年関わっているので、嗅覚が利かない。

 黄花のラッパ水仙が咲く。

 花の後、球根を植え直そうか、お礼肥えを遣るだけにしようか。

2009年3月19日 (木)

「佐佐木幸綱の世界9」

001  「佐佐木幸綱の世界9歌集篇 旅人 アニマ」を読みおえる。

 1999年、河出書房新社・刊。

 帯なし、カバー、307ページ。

 この本には、2冊の歌集「旅人」「アニマ」と、書下ろしエッセイ、座談会記録、解説などが載っている。

 「旅人」は、著者が1992年から1993年にかけて1年間、大学在外研究員として、オランダで生活した、その間の作品をまとめた、第8歌集である。

 そのオランダ生活で何を掴んだのか、著者はアニミズムを主張するようになり、その豊かな成果が歌集「アニマ」にはある。

 2歌集より、以下に4首のみ引く。

腰掛ける男の彫像少年を膝に乗せ居て立つことはなし

地獄門という門ありき炎天下門前に白きベンツ駐めたり

樹にされし男も芽ぶきびっしりと蝶の詰まれる鞄を開く

牧水の墓のほとりのはぐれ雲昭和三年は遠いなあ雲よ

2009年3月18日 (水)

クリスマスローズ大株

001  木槿の株元に植えた4株ほどのクリスマスローズのうち、1つが大株になって、10余輪の花を咲かせている。下向きの花ばかりだけど。

 1重、色は基本の赤紫。

 大株になったのは、強勢の品種というより、土質とか日当たりぐあいとか、環境が偶然に良かったのだろう。

 園芸の通販カタログを見ると、クリスマスローズの八重花の品種が載っていて、園芸愛好家の好みも、そちらに行きそうである。

2009年3月16日 (月)

詩誌「アリゼ」第129号

004  詩誌「群青」第14号を送った返礼に、西宮市在住の詩人・SYさんが、手紙を添えて詩誌「アリゼ」第129号を送ってくださった。

 ただし同誌に彼女は、詩もエッセイもお休みである。

 「アリゼ」第129号を通読すると、神仏信仰や呼びかけの作品が目につく。世も末なのか。

 僕は、それらの作品を微笑ましく見ていられる。僕は全くの無信仰だけれども、他の人が苦しみの果てに、神仏信仰に至ることを、否定しない。

 世も末ということについて。

 近ごろの猟奇的な殺傷事件は、教育の保守化に因るところが大きいと、僕は思っている。

2009年3月15日 (日)

「歌壇」2009-3月号

003  本阿弥書店・発行の綜合歌誌「歌壇」2009-3月号を読みおえる。

 ただし、増ページ特集の「アンソロジー2008 テーマ別 私の1首」は、通読しなかった。アンソロジーとして物足りないというより、正直なところ、1人1首の800首を通読するのは、シンドイのである。

 「『源氏物語』 の和歌を読む」も第4回に入っているが、僕は読んでいない。源氏物語を、現代語訳でも原文でも、1回も読んでいないので、挿入の和歌だけを読んでも無駄な気がするからである。

 特別企画「わが街の沿線のうた」は、7氏が1首とエッセイを寄せていて、沿線の郷土によせる愛着がよく伝わる。新しい企画だと思う。

2009年3月14日 (土)

椿とクリスマスローズ

002 006  庭で椿の花が咲いた。

 まだ完全に開ききっていない。

 品種名がわかっていて、「太神楽(だいかぐら)」という。

 古い品種で、1789年の花図鑑に載っているそうだ。

 白花のクリスマスローズが咲く。株に元気がないので、肥料を遣ろう。

 先日に変り満天星の苗、4種が届いたので、今日の午後に鉢に植えつけた。花が咲いたら、ここで紹介する。

2009年3月13日 (金)

五味川純平「戦記小説集」

002  五味川純平の小説集「戦記小説集」を読みおえる。

 1993年、文春文庫。

 この本には、連作短篇集(「不帰の暦」から「帰去来」に至る6篇)とも呼べる「戦記小説集」と、「戦史断章」として「玉砕」「惨劇」の2篇が、収められている。

 彼の主著「人間の條件」「戦争と人間」を読んでいない(本を所有してはいる)ので、僕は何とも言いがたい。

 開戦時に日本の敗北を予言できる、冷静な知識人だったから、生き残り兵を率いての長い敗残行を成し遂げ得たのだろう。

 小説では主人公「私」の視点で語られてゆくが、フィクションも自己正当化もあるだろう。しかし戦士の描いた戦争小説として、有力である。

2009年3月11日 (水)

ヒヤシンスとミニ水仙

001 004  職場の花壇でも、少しずつ花が咲き始めた。

 初めの写真は、ヒヤシンスの赤花と薄ピンクの花。

 花茎の丈は短い。

 次は、ミニの水仙(だと思う)の黄花である。

 花壇で50輪くらい咲いているうちの1部。

 2月25日のブログで紹介したクロッカスを含め、小さい花ばかりだが、花好きの職員を喜ばせているだろう。

2009年3月10日 (火)

椿と木瓜の花

001 007 003  庭で椿と木瓜の花が咲き始めた。

 初めの写真は、椿の白花である。花びらの1部が鳥に食べられている。

 次の写真は、椿「吹
雪白玉」である。白地に紅の吹っ掛け絞りが入る。開花状況がわるく、ふだんはもっと綺麗に咲く。

 しまいは、木瓜の花である。種類不明。これといった芸はないが、庭の10余種の木瓜のうち、最初に咲いたことが取り柄である。

2009年3月 9日 (月)

「コスモス」2009-3月号

 「コスモス」2009-3月号を読みおえる。

 初めから「COSMOS集」までと、「小随筆 風鳥派」「新・扇状地」など。

 付箋を貼ったのは、次の1首である。

あれこれと天引きをされ老人はかすみでも食みて生きてゆけとか

 35ページ下段、TKさんの作品。

 僕の生活面の1番の関心事は、定年後に老後の生活がなりたつものかどうか、である。

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