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2009年8月の28件の記事

2009年8月20日 (木)

今日の買い物

 今日は4回めの夏休みだったので、早めの昼食(午前中はパソコンに向かっていた)のあと、車で買い物に出掛けた。

 まずドラッグストア「ゲンキー」にて、

①キシリトール・ガム3瓶を買う。禁煙してより7ヶ月が経つが、口さみしいときに、噛んでいる。名称は、「キシリトール ネオ <ライムミント>」である。

 「パワーセンター・ワッセ」内の事務用品店「Office Work」で、

②モンブランとパイロットのスペアインク(ともにブルーブラック)を買う。それぞれの万年筆のスペアインクが無くなっているため。

 同「ワッセ」内の「勝木書店」にて、

③綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2009-9月号を買う。詩誌の場合は商業詩誌と、はっきり書くのだが。読了したなら、記事をブログにアップする予定である。

2009年8月19日 (水)

職場の花壇

004_4 006  職場の花壇では、あれこれと花が咲いている。

 左の写真は、鉄砲百合の花である。

 なかば野生化して、飛び散った種より、敷地内の空き地や山の斜面にまで増えた株から、取り集めて花壇に植えたらしい。

 右の写真は、キバナノコスモスが咲き始めたところ。

 ほかにも、球根より1輪だけ咲いた花や、菊系の黄の群花(いずれも名前不明)がある。

 山あいの職場の敷地では、早くも赤トンボが飛び回っている。

2009年8月18日 (火)

「コスモス」2009-9月号

 結社歌誌「コスモス」2009-9月号を読みおえる。

 初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新扇状地」など。

 このあとも、いつもどおり、ぼちぼちと読んでいく積もり。

 付箋を貼った1首は、「COSMOS集」の「あすなろ集」特選欄より、123ページ上段のMKさんの「北潟湖畔」より。身内贔屓の気もするけれど。

紙袋に蛍もらひて独り居の夜半に灯を消し飽かず見てをり

 少し調べが悪いようだが、ご夫君を亡くされたあとの寂しさが、よく伝わってくる。

2009年8月17日 (月)

ミニ薔薇とハマナス

001 004  今年6月26日のこのブログに紹介したミニ薔薇(赤花)を、花のあと切り戻しておいたところ、莟が出て1輪だけ咲いたので、写真をアップしておく。

 これくらいの事はできるが、それで僕の園芸力がどれくらいのものなのか、わからない。

 庭で、ハマナスの花が咲いている。

 この実が食べられると聞いて、昨年だったか僕は食べてみたが、おいしくなかった。実が乾燥していたのかも知れない。

2009年8月16日 (日)

ビル・クロウ「ジャズ・アネクドーツ」

003  ビル・クロウ「ジャズ・アネクドーツ」を読みおえる。

 新潮文庫、村上春樹・訳、2005年・刊。

 著者のビル・クロウは、アメリカのジャズ・ベーシストである。ジャズ・メンに珍しく筆が立つということで、幾冊かの著書がある。

 この本は、ビル・クロウの見聞した、アメリカ・ジャズ界のこぼれ話をたくさん集めたものである。

 ジャズのファンではない僕が、これら小話を読み継ぐのは、転換が多くて、ちょっとつらかった。

 ではなぜ、この本を買って読んだのかと言えば、訳者が村上春樹なので、彼の柔軟で豊かな文体を味わってみたかったからだ。

 この訳書では、原著がこぼれ話集のせいでもあるだろう、訳文がくだけ過ぎているように思う。

2009年8月15日 (土)

「ブログ作成&活用ガイド」

001  「超図解 無料で簡単! ブログ作成&活用ガイド」を再読する。

 エクスメディア編、㈱エクスメディア、2006年・刊。

 この本を再読しおえても、自分のブログに新しく付け加えた事項はない。

 ただし、リンク集の名前を、「My Favorite Site」より、普通の「リンク集」に変え、並べ順も変えた。

 それとアクセスカウンタの名前を、「カウンタ」から「3カウンター」に変えた。

ささやかな変更だけれど、この本に励まされる思いで、操作した。

 トラックバックの付け方、ケイタイよりの投稿のしかたなど、いまだにわからない事が多い。

2009年8月14日 (金)

「水上勉選集」第2巻

001  「日本の古本屋」を通して、東京都の古書店「高田書店」に注文していた、「水上勉選集」第2巻が届く。

 新潮社、昭和43年・刊。

 昨年9月に、市内の「古書センター」で、この選集全6巻のうち、5冊を買ったけれど、第2巻が欠けていた。

 彼の名作の1つ「越前竹人形」が収められているので、バラで買った人がいるのだろう。

 長く「日本の古本屋」で探していたが、先日に出たので、さっそく注文した。

 写真は、6冊揃いの背である。

2009年8月13日 (木)

川井恭子「郁子の実」

002  川井恭子さんの第2歌集、「郁子の実」を読みおえる。

 平成15年、短歌新聞社・刊。

 著者は、1935年生れ、島根県・在住、「湖笛会」「未来」会員。

 題材は、沖縄で戦死した父、従事する農林業、母や兄の死、旅行などして絵を描く夫に付き添いみずからも絵を描く生活、などである。

 詠風は穏やかで、人柄と生活を偲ばせる。

 以下に、付箋を貼った6首を引く。

戦いし父ののみどに届けよと持ち来し地酒を礎に注ぐ

積む雪にイーゼル立てて描く草屋櫨の熟れ実に鳥の来ており

没りてゆく日に染まりつつ白鳥のあゆめば足のまして明るし

癌告知受けたる兄が煤竹に茶杓を作る昨日も今日も

幾年を下草刈りに通いしが檜は小暗き林となりぬ

雪を描く夫に傘をさしかけて過ぐる一日よかぎろいのなか

 歌集の題名は、彼女の庭に毎年生る郁子(むべ)の実より、採ったとのことである。

2009年8月11日 (火)

「ふしぎな図書館」

004  村上春樹・文、佐々木マキ・絵、のファンタジー「ふしぎな図書館」を、読みおえる。

 講談社文庫、2008年・刊。

 短いファンタジーなのに、村上春樹の才能なのだろう、人生の深みを感じさせる。佐々木マキのイラストも、よく合っている。

 意地の悪い老人や、自己犠牲的な若者、頼りない少年など、僕がこれまで出会ったことのある人々を、思い出させる。

 このストーリーには、羊男が現れる。村上春樹の初期の小説には、よく羊男が現れるけれども、作者が羊男に何を象徴させようとしているのか、僕にはわからない。

 なお2日前の8月9日の記事に一部、誤りがありましたので、訂正しました。失礼致しました。

2009年8月10日 (月)

「金子光晴詩集」

002  「金子光晴詩集」を読みおえる。

 岩波文庫、清岡卓行・編、2007年・6刷。

 編者が「おそらく光晴の詩業の頂点をなすものだろう」として、全篇を載せている詩集「鮫」よりも、詩人が老境に入ってからの詩集「若葉のうた」(初孫への詩)、しゃれた「愛情69」などを、面白く読んだ。

 僕も老いたということか。

 国際放浪者であった彼が、戦時中に反戦詩を書いたように、定住者・市民である僕たちが、反戦・反権力を押し通すには、それぞれの基盤から、世の中を見詰めて、作品を書かなければいけない。

 まるで政治的アジテーションみたいになってしまった。

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