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2009年9月の31件の記事

2009年9月22日 (火)

ウメモドキ

002 004  庭のウメモドキの実が、赤く色づく。

 左の写真が全体、右が接写である。

 この実はこれから、庭に来る鳥(と言っても、雀、鳩、鵯など)の餌になるだろう。

 ウメモドキは丈夫で、色づいた実が美しいので、当地ではよく植えられている。

 また庭の金木犀も匂いはじめた。

「コスモス」2009-10月号

 結社歌誌「コスモス」2009-10月号を読みおえる。

 初めから「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」「新・扇状地」、他。

 随筆の「特集・風鳥派」は、読まなかった。何か抵抗感がある。

 このあとも、この歌誌を少しずつ、読んでいく積もり。

 先号も、「その一集」の九州半ばまで読んで、今号が届いたので、置いたのである。

2009年9月21日 (月)

「中川一政記念美術館」

002   石川県の「白山市立 松任 中川一政記念美術館」へ、妻の車、妻の運転で、行ってきた。

 車の運転は、妻の方が上手だし、妻の車にはカーナビもETCも付いている(僕の車には、付いていない)。

 美術館では、女性館員の方が親切だった。

 絵とともに、書、陶など、味わい深い作品群を、妻とともに楽しんだ。

 館員のご厚意で、ビデオ(中川一政が絵を描いているところ)も、見せてもらった。

 図録が無いようだったのが惜しい。

 近くの「千代女の里 俳句館」も観て、その地をあとにした。

2009年9月20日 (日)

ミニ薔薇と紫式部

003 002  左の写真は、ミニ薔薇の赤花1輪である。

 名札が残っていて、「Parade(パレード)」とあるが、その品種は講談社「決定版 バラ図鑑」では、大輪咲きつる薔薇として出ているので、どこかで錯誤して、ミニ薔薇の名前ではないのだろう。

 右の写真は、紫式部の実の色づいたもの。

 ほとんど構っていないが、木は大きくなり、秋にはたくさんの実が色づく。

2009年9月19日 (土)

木瓜の実

003  庭より、木瓜の実を収穫する。

 大小あわせて、15個あった。豊作である。

 ただし僕は、木瓜酒を作らない(木瓜酒は、強精の作用があるらしい)ので、用途が限られる。

 秋の連休(シルバー・ウィーク)の間に追熟させて、明けに職場へ持って行き、自然の芳香剤として、同僚に分けようと思う。

 カバンなどの中に、木瓜の実を1個入れておくと、よい匂いを放つだろう。

 これまでも同僚は、木瓜の実を受け取ってくれた。

2009年9月18日 (金)

絵本「ポテト・スープが大好きな猫」

001  絵本「ポテト・スープが大好きな猫」を読みおえる。

 「Amazon」より、購入した本。

 テリー・ファリッシュ 作、バリー・ルート 絵、村上春樹 訳。

 講談社文庫、2008年・刊。

 村上春樹の、文体や心根の底抜けの優しさは、翻訳絵本(「空飛び猫」シリーズなど)や創作絵本(「ふしぎな図書館」など)に、現れるように思われる。

 もっとも彼は、底抜けの優しさに蓋をして、長編小説を書き上げる、思想性と感性を保っている。

 ときに、個性と幻想性が強すぎて、小説の難解さとなる。

 彼の長編小説の頂点は、今までのところ、「ねじまき鳥クロニクル」だったと、僕は思う。

2009年9月17日 (木)

届いたもの、買ったもの

 昨日と今日に、僕に届いたもの、僕が買ったものを、以下に紹介する。

  1. 「コスモス」10月号が届く。今号の僕は、3首掲載だった。残念。
  2. 「コスモス福井支部」9月歌会の記録が、IFさんより届く。
  3. 兵庫県・在住の女性詩人SYさんより、同人詩誌「アリゼ」132号が届く。
  4. ドラッグストア「ゲンキー若杉店」にて「キシリトールガム」3瓶を買う。
  5. 「勝木書店ワッセ店」にて、歌誌「歌壇」10月号を買う。
  6. 同店にて、2010年用の手帳を買う。

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2009年9月16日 (水)

色川武大「引越貧乏」

003  色川武大の短編小説集、「引越貧乏」を読みおえる。

 新潮文庫、平成4年・刊、帯。

 7編の最終作(作者の亡くなる3ヶ月前に脱稿)である、「引越貧乏」の迫力に、圧倒される。

 愛情はあるのだけれど別居する(借家住まいから、妻は新築の自宅に、自分は仕事場に)夫婦の、心理的折衝が会話を通して、あからさまに描かれる。

 僕には書けない境地と膂力だろう。

 エンタテイメント性が濃い(老芸人の話、小学生だった自分が歓楽街を彷徨していた話、など)ので、読んでいる間は惹きつけられるが、読後の印象が、「引越貧乏」を除いて、薄いことは否めない。

2009年9月15日 (火)

蘇鉄と折鶴蘭

004 002   家にある観葉植物より、2つを紹介する。

 左の写真は、蘇鉄である。2、3年前に買った。

 元の小さな、形のよい3葉は枯れて、大きな3葉が出てきた。冬越しが難しいだろう。

 右の写真は、折鶴蘭である。葉の内側が白いもの、葉の外側が白いもの、2種3鉢がある。

 ともに20年くらい栽培している。植え替えも5回以上だろう。

 老化なのか、近ごろは孫蔓を出さない。

 なお、蘭といっても、蘭科植物(オーキッド)ではない。

2009年9月14日 (月)

安岡章太郎「海辺の光景」

001  安岡章太郎の短編小説集「海辺の光景」を読みおえる。

 新潮文庫、1970年6刷。

 帯、パラフィン紙カバー、蔵印あり。

 この本には、表題作の「海辺の光景」と、「宿題」「蛾」「雨」「秘密」「ジングルベル」「愛玩」の、7編の短編小説が収められている。

 「海辺の光景」は名作である。海辺の精神病院で臨終近い母を看取る「信太郎」と父、戦後の困窮の中で狂気してゆく母の様子、が交互に描かれる。

 男には多少はあれマザーコンプレックスがあるし、母の死に罪悪感をもつものだから、緊張した作品を描き得る。

 「愛玩」が秀作で、他は習作に近い。

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