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2009年10月の31件の記事

2009年10月31日 (土)

神内八重「柘榴の記憶」

002  丹生郡・在住の詩人・神内八重さんが、第一詩集「柘榴の記憶」を送ってくださった。

 ㈱幻冬舎ルネッサンス、2009年10月・刊。

 第1部「まどろみ」の「お元日の朝に」では、「赤い別珍の足袋に出会った」ことから、幼い日のにぎやかな正月のさまを思い出している。

 第2部「木漏れ日」の「愛しのろくろっ首」は、現在の穏やかな生活を思わせる1編である。

 第3部「紫紺の間(はざま)で」の「茄子の匂い」では、米が買えなくて茄子の煮物を食べ続けた日を思い出して、涙する。

 第4部「紅絹のうた」では、少女期から現在に至る、女性としての性を描くようだ。

2009年10月30日 (金)

「詩集ふくい’09」

004  「詩集ふくい’09」を読みおえる。

 「詩集ふくい」は、福井県詩人懇話会が発行する、年刊アンソロジーである。今年は、会の創立25周年記念、第25集。

 66名74編の詩と、執筆者名簿、’08ふくい詩祭全記録、など。

 僕は、ソネット「忙しい」を寄せた。

 このブログに時々コメントを下さるバイオレンス鹿さんの、「ふわい ふぉふひ」「鼻毛」が、集のなかで最も優れていると思えた。とくに「鼻毛」が佳い。題名は何とかならないか。

 気負っていた青年時代を振り返り、定年近いわが身を顧み、おわり7行のドンデン返しも見事である。

2009年10月29日 (木)

職場の花壇・秋篇

001 005  職場の花壇では、花が咲き続けている。

 左の写真は、中輪のヒマワリである。

 大輪や小輪のものも佳いが、中輪の花は清しい。

 右の写真は、千日紅の花である。赤とピンクの花が咲いた。

 千日も咲いていなくて、せいぜい百日くらいだろうが、そこはそれ古典的誇張ということで。

 花壇では他に、グラジオラス、キバナノコスモス、百日草などが、花を咲かせている。

2009年10月28日 (水)

「コスモス」2009-11月号

 歌誌「コスモス」2009-11月号を読みおえる。

 初めから「その一集特選」までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」、と「君島誠氏追悼」、他。

 このあとも、ぼちぼち読んでいくつもり。現に、2009-10月号は、「その一集」末まで読んだのである。

 特別な感想もない。

 ただし、毎日、短歌に接していると、何かの折に自分の短歌が何首か生まれる。

 また、仮名遣いの勉強になり、若手の活躍もたのもしい。

2009年10月27日 (火)

小菊と山茶花

003  写真は、赤花の小菊の鉢植えである。

 10月17日に、「たけふ菊人形祭」を見に行ったとき、土産に買ったもの。売店のおばさんが、莟のある株を選んでくれた。

 玄関の靴箱の上で、今も元気に咲いている。

 この株が元気なうちに、花を摘み取って、地植えにする方法がある。

 それで毎年、咲く。

 ただし矮化剤を使う等をしないので、丈が長くなり、肥料が足りないと花が小輪になる。

 また葉が枯れ上がるなど、見苦しい。わが庭で実験(?)済みである。

001_2  庭で、山茶花が咲き始める。

 この花は、内が白、外が赤の品種である。

 ほかに赤花と、白八重の山茶花がある。

2009年10月26日 (月)

文庫本4冊

 久しぶりに「BOOK OFF 二の宮店」に寄る。

 「文庫本オール2冊400円」のセールをしていたので、文庫本4冊を買った。

 以下に列記して紹介する。

  • 倉田百三「愛と認識との出発」岩波文庫、2008年。
  • 三遊亭円朝「怪談 牡丹燈籠」岩波文庫、2006年4刷。
  • 河口俊彦「大山康晴の晩節」新潮文庫、2006年。
  • 江國香織「日のあたる白い壁」集英社文庫、2007年。

2009年10月25日 (日)

ハイビスカスと蜜柑

004 002  軒下の鉢で、ハイビスカスが今年最後の花を咲かせた。

 外気はすでに涼しく、花の輪が小さい。

 あと2つ莟があったが、これ以上咲かせると株が弱るので、摘み取った。

 庭の蜜柑の木は、生前の母が植え、堆肥を遣り、防寒をしたこともあった、大事にしたものだった。

 今年もたくさんの実をつけたが、甘くはならないので、もっぱら妻が食べている。

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2009年10月24日 (土)

第5回「詩の研究会」

 今日土曜日の午後2時より、F市内の某カルチュアセンターの一室で、第5回「詩の研究会」が開かれた。

 メンバーは、同人詩誌「群青」の同人と寄稿者の4名である。

 テーマは、2004年に亡くなった郷土の詩人・広部英一さんの詩作品をめぐって、である。

 テキストは、KMさんが用意してきてくれた、詩5ページ、エッセイ4ページ、レジメ2ページであった。

 広部さんの詩的業績、後輩を育てた業績をめぐって、各人の故人との関わり、彼の周囲の詩人の話などをまじえ、語りあった。

 次回の日時とテーマを決めて、4時半に散会した。

2009年10月23日 (金)

USBフラッシュメモリ2個

Usb_001  「楽天市場」内の「サンワサプライ㈱」より、4GBのUSBフラッシュメモリ2個が送られてきた。

 「楽天」の期間限定ポイントが少し付与されたので、本を買いたかったが、適当な本が思い浮かばなかったので、USBフラッシュメモリを2個買った。

 容量比価格はは、かなり安いだろう。

 4GBで1個1,100円である。

 今のところ使う予定がないので、1個を妻に譲った(喜んでいたようだ)。

2009年10月22日 (木)

手製歌集2冊

003_2  Y健治さんが、手製の歌集、2冊を下さった。

 「シロのうた」と「ハワイのうた」である。

 Y健治さんが家に見えて、歌集を出したいということで、歌稿を見せて貰い、僕の手許の歌集の1冊を参考に貸した経緯からである。

 彼は以前に、エッセイ集を自費出版したことがある。

 最近は製本セットも売られているから、パソコン入力印刷と共に、手製で歌集を発行したのだろう。

 1ページ5首、80ページと60ページ。

 彼の短歌は、自分で勉強したものだから、こなれていない作品があるが、気質的な若さと共に、清しさが特徴だ。

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