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2009年10月 6日 (火)

詩誌「角」第18号

003  敦賀市に在住の詩人、O純さんが、同人詩誌「角」第18号を送って下さった。

 「角」は、嶺南地方の同人を主とする詩誌である。

 巻頭、O純さんの「心がちぢむので」が載っている。

 小学校校長として教職を去り、「福井県詩人懇話会」の代表を降り(現・顧問)、ペンネームの通り純粋な時間を送っていられるようだ。

 全7連より、以下に最終連を引く。

少年のときのように

青い空に両手を高く広げて

ちぢんだ背を伸ばします

ちぢんだ心を広げます

 S章人さんは、文学評論を書いていたかたのように記憶しているが、今号の「沖の火」など、ずいぶん進んだ詩を書いている。

 T常光さんの「水の行方」に情念が籠もる。

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