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2009年12月の28件の記事

2009年12月20日 (日)

「歌壇」2010-1月号

003  綜合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2010-1月号を読みおえる。

 馬場あき子さんの10首連載「あかゑあをゑ」が始まった。楽しみである。

 「新春巻頭作品集十六首」に、高野公彦氏が「こなから酒」を寄せている。

 「特別企画 現代歌人、本歌と競う」に、小島なおさんが本歌取り2首と、「破れ蓮」と題する小文を寄せている。

 また「新春企画 わたしの夢」に、武田弘之氏が「北のキャンパス」8首と、「週に七首」と題する小文を寄せている。

 巻末に近い「作品七首」の集の、10氏の作品に、僕は好感を持った。

2009年12月19日 (土)

大雪の土曜日

002  F市内は、一昨日に初雪~積雪となり、その夜と昨夜にたくさんの積雪となった。

 僕は今日9時頃に車で家を出て、JAのS給油所で、タイヤをスノータイヤに替えてもらった。先客があって、しばらく待った。

 そのあと、B歯科医院にて、歯の治療をしてもらう。医師も歯科助手も、感じのよい人たちだ。

 昼食後、「コスモス」3月号ぶんの詠草を、パソコン入力、プリンタ印刷して、家の斜め前にあるポストに投函。僕は字がきれいでないので、ワードで打って、出詠している。

 そのあとは、読書タイム。

 3時半ころに車で家を出て、O理容店にて、今年最後の散髪をしてもらう。夫婦でしている、明るい理容店だ。

 写真は、雪の積もった庭の一部。

2009年12月18日 (金)

阿部昭「無縁の生活 人生の一日」

001  阿部昭の短編小説集「無縁の生活 人生の一日」を、読みおえる。

 講談社文芸文庫、1992年・刊、帯。

 この本は、2冊の短編小説集より、20編を収録したものである。

 彼もいわゆる「内向の世代」の一人だろうか。

 小説は、私小説ふうのものが多い。もっとも、本人も出版社も、私小説だとはうたっていないので、フィクションも混じるのだろう。

 日本経済の高度成長期と青春が一致して、生活において精神的苦しみの少なかった世代ではないか?

 作家として、庶民との違和が描かれるが、主題としては心の空虚感しかないのではないか。

 ある意味で、作家が幸福な時代だった。

2009年12月16日 (水)

「現代詩年鑑 2010」

004  「勝木書店ワッセ店」に取寄せを依頼していた、「現代詩年鑑 2010」が届いたと連絡があったので、仕事後に店まで行き、本を受け取った。

 2009年12月、思潮社・刊、408ページ+出版目録。

 内容は、「2009年代表詩選140篇」、鼎談「詩と世界の繋留点を探る」、評論、アンケート「今年度の収穫110人回答」、「詩人住所録」、「詩書一覧」、「詩誌一覧」など。

 「詩人住所録」には、僕の名前も載っている。

 「詩誌一覧」には、僕の参加している同人詩誌「群青」「青魚」も載っている。

 上2つの確認だけでは惜しいので、年末年始の休み(といっても、僕は12月30日まで働くので、休みは4日間しかない)に、全体にわたって読んでみようと思う。

2009年12月15日 (火)

青山雨子「階段のさき」

002  鯖江市・在住の詩人・青山雨子さんが、第1詩集「階段のさき」をくださった。

 紫陽社、2008年10月・刊。

 おしゃれなデザインのカバーで、帯もついている。本格的な出版社に頼むと、こういう本ができるのか、と思う。

 詩作品は、現代の先鋭的なものが多い。

 ただしそれで、読者に読後、感情のカタルシスがなくて、空しさが残る場合があるようだ。

 「花屋の花」では、美しい花束を買う人の背後には、葬儀用の菊花を大量に蔵する冷蔵庫がある、と書く。「メメント・モリ」の言葉を思い出させもして、優れた作品の1つである。

2009年12月14日 (月)

お食事会

 昨日(日曜日)の夕方、同人詩誌「群青」の仲間4人で、F市内の「七夜月」にて、お食事会を持った。世間的な忘年会の意味もある。

 料理は、「しゃぶしゃぶ」をメインに、追加。

 僕以外の3人は、アルコールなしのウーロン茶。僕も、ビールを中ジョッキ1杯のみ。

 話題は、詩の高尚な話ばかりでなく、噂話も混じる。

 料理はおいしく、雰囲気もよく、料金は高くなく、佳い店だった。セッティングをしてくれたAUさんと、仲間に感謝。

2009年12月13日 (日)

「第四の手」上下巻と古書目録2冊

003  「勝木書店ワッセ店」で、アメリカの作家ジョン・アーヴィングの小説、「第四の手」を買った。

 新潮文庫・上下、平成21年12月・刊。

 僕はこの本の発行を、「Amazon」よりの広告メールで知ったが、都合で本屋で直接買うほうが楽だった。

 彼の小説も未読が、「ペギー・スニードを救う話」(単行本1冊)、「サーカスの息子」(新潮文庫、上下巻)、それに今回の本と、だいぶ溜ってしまった。

 年末ということで、古書目録が2冊、届いた。

 「京王百貨店」の「歳末 古書市 出品目録抄」と、「関西古書研究会」の「第15回 大丸のふる本市目録」である。

 今のところ、購入のあてはない。

2009年12月12日 (土)

振り子時計

004  ある方から、振り子式の柱時計を譲ってもらった。

 シチズン製、電池駆動式。

 以前から、このような時計をほしかったが、市内のリサイクル・ショップで見かけても、高価で手が出なかった。

 たまたま、この時計を廃棄しようとする方があって、無料で譲ってもらった。

 書斎兼寝室に掛けてある。

 この部屋には、電波式置時計2つ、丸型の掛け時計1つ(秒針なし)があって、これで4個めとなるが、時計を集めているという気持ちはない。

 電池を入れて時刻を合わせると、正確に動く。

 ただし振り子の音が気になるので、今は動きを止めてある。

2009年12月10日 (木)

「岡井隆全歌集 Ⅱ」

003  ネット古書店連合「日本の古本屋」を通して、東京都の古書店「けやき書店」に注文した本、「岡井隆全歌集 Ⅱ」が届く。

 思潮社、1987年・刊。

 二重箱、別冊付き、著者サインあり。

 古書店主の厚意により、箱2つ、本体にパラフィン紙カバー。

 2冊で揃いの全歌集のⅡだけを、なぜ買うのかというと、僕は以前に同じ思潮社から1972年に出た全歌集、「岡井隆歌集」を古本で買って読んだ経緯があるからだ。

 幸いというか、重複した歌集は「天河庭園集」のみで、しかも「Ⅱ」のほうは「新編」の字が付いていて、少し違うようだ。

 それを含めて6歌集が、この本に収められている。

 短歌の字がとても小さいことが難点である。まだ解説の字のほうが大きく見える。

2009年12月 9日 (水)

椿と山茶花

001 002  左の写真は、椿の花である。

 品種名「太神楽」。赤と白の絞りの花である。

 花容が乱れているのは、本然なのか、病気の1種なのか、僕にはわからない。

 右の写真は、山茶花の花である。

 白、八重花。品種不明。

 たった1輪の小輪だけれど、株が元気だと、大輪の花をたくさん咲かせる。

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