本の山の中から、「新潮文庫解説目録 1981年」が出てきたので読む。
今から28年前の目録、文庫本サイズ。
他の人にはつまらなくても、僕には興味のある本だ。
それに、廃棄しようと古いものを整理するうち、読みふけってしまう心理にも似る。
流行作家の盛衰がわかる。
当時は34冊も新潮文庫が出ていた石川達三も、現在では本屋の新潮文庫コーナーで見ることがない。
また当時、13冊の新潮文庫が出ていた丹羽文雄も、現在ではコーナーで見かけない。
他の作家を含めて、様変わりといえばそうなのだけれど。
また古い目録を読んでいて、どうしても読みたい本があれば、ネット古書店などで探して、買うこともできる。
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