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2010年8月の29件の記事

2010年8月31日 (火)

「オルガン曲集」より

003  オランダ(?)製の「バッハ大全集」のCD155枚も、(途中の「カンタータ集」20枚程をとばし)、「コラール集」を過ぎて、終盤に入るようだ。

 期待していた「オルガン曲集」(? 原題は「ORGAN WORKS」)に入る。オルガンとは、パイプオルガンのことである。

 その1枚めを、パソコンで聴く。

 11曲の題名(ドイツ語らしい)は読み取れないが、BWV651~BWV661を聴く。

 パソコンのスピーカーでは低音が弱く、荘重さがもの足りないが、まあ良しとしよう。

 拙作を1首。

CDを聴きつつ偲ぶ教会にパイプオルガン如何に響きけむ

      (未発表)

2010年8月30日 (月)

2,300件め

 文庫本蔵書データベースへの入力が、昨日、2,300件めに至る。

 その本は、青木利夫「ヨーロッパ感情旅行」(朝日文庫、昭和59年・刊)である。

 内容はわからないが、カバー装画がお洒落である。

 「本・新聞」のカテゴリで調べてみると、2,000件めの入力の報告は、2009年9月27日で、300件の入力に約11ヶ月かかっており、とてもスローペースだ。

 文庫本の蔵書は、2,700冊~3,000冊の間と予想している。

2010年8月29日 (日)

俵万智「考える短歌」

002  ネットより「Amazon」に注文していた本、俵万智「考える短歌 作る手ほどき、読む技術」が届く。

 新潮新書、2010年6刷。

 2004年に初版が出て、版を重ねている。

 なんと言っても実戦的な指導書で、「句切れを入れてみよう」、「副詞には頼らないでおこう」、「あいまいな『の』に気をつけよう」など、先人の歌、投稿歌などを例に上げて、論じている。

 僕はいわゆる「俵万智以後」に短歌を始めた者である。

 彼女のファンで、歌集はすべて、買って読んでいる。

 彼女は大阪生まれだけれど、少女時代を福井で過ごしていて、同じ高校に通った、10余年を隔てているけれど。

2010年8月28日 (土)

「バッハ大全集」より

001  休日も残暑が厳しいので、パソコンの用事が済むと、家居して、CDの「バッハ大全集」より順番のものを聴こうと思う。

 ただし、セパレート・ステレオセットは故障しており、CDラジオのある部屋には長居しづらい事情がある。

 パソコンで聴けば良い、と初めて気づく。パソコン机は短いが広い廊下にあり、そのぬしの6畳和室で、あいだの障子を片寄せして、寝転んで聴ける。冷房を効かせながら。

 「カンタータ集」は苦手なので、何十枚か飛ばし、そのあとの「コラール集」3枚(1枚は約1時間弱)を聴く。

 「コラール」とは、合唱の賛美歌のことらしい。

 意味のわからない歌詞はさておき、音量を上げて曲を流しながら、短歌のアンソロジー集を読んだりした。

 写真は、3枚めの紙ジャケットである。

2010年8月27日 (金)

「岩崎宏美 BEST OF BEST」

Best_of_best_003  「Amazon」のマーケットプレイスの「media.net.q」に注文していた、CD「岩崎宏美 BEST OF BEST」が届く。

 1994年、ビクター・発行。

 中古品だったが、聴いてみたところ、不都合はなかった。収録曲は、8曲である。

 彼女は、抜きん出た美声で、青春の痛みを歌って、一世を風靡したが、アイドル歌手としては長くは続かなかった。

 僕の新婚時代の思い出に絡んで、彼女は懐かしい歌手である。

 職場(作業場)のラジオが、某FM地域局をかけっぱなしで、それからしばしば、懐メロが流れてくる。

 繰り返し聴きたい歌手の歌が流れると、「Amazon」でCDを探して買う。そしてそれらを聴いて、少青年時代を懐かしんでいる。

2010年8月26日 (木)

山口誓子「黄旗」

001  角川書店「増補 現代俳句大系」第2巻(昭和56年・刊)より、初めの句集、山口誓子「黄旗」を読みおえる。

 原著は、昭和10年、龍星閣・刊。

 戦時下の文学を評するには、戦後生まれの僕には、困難を感じる。当時の世情と、当時の文学がどのような心情で読まれていたか、想像がつかないからである。

 また敗戦後、それらについて黙している者が、多いようである。

 満鮮旅行の219句と、「凍港」以後の182句を合わせて、1集としている。

 政治的・軍事的・要所への観光旅行気分での句には、見るべき作がない。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1句のみである。

ラグビーのジヤケツちぎれて闘へる

2010年8月25日 (水)

「ランケ自伝」

003  「ランケ自伝」を読みおえる。

 岩波文庫、2002年8刷。

 このブログの、2009年9月6日の記事で、購入を紹介している。

 ランケ(1795~1886)は、ドイツ系の歴史家である。

 3回の口述筆記をまとめて、自伝とした。

 青年学徒が保守的な学者となり、国家その他の権力から有形無形の庇護を受け、大成するのは、本人には幸せであろう。

 ただし僕は、その道を好まない。

 反権力であり続け、一旦、権力を取っても、自らがゆっくり解消するものでありたい。

 EU諸国の例や、ネット社会の進展からみて、それは可能だと僕は信じる。

2010年8月24日 (火)

「歌壇」9月号

002  総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2010-9月号を、読みおえる。

 特集は、「短歌と酒の関係―歌人は酒に何を託したか」であるが、ほとんど読まなかった。

 僕は、酒飲みではない。学生の頃は、大阪の夜の街に出て痛飲したけれど、40年経た今は大人しいものである。

 もう1つの、「追悼 加藤克己」も、彼の破調の作品ばかり読んできたので、実際はそればかりではないようだが、共感が持てなかった。

 この「歌壇」は、結社の中堅歌人、地方で活躍している歌人を、よく採り上げているようだ。

2010年8月23日 (月)

「コスモス」9月号

 結社歌誌「コスモス」2010-9月号を読みおえる。

 初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「コスモス新鋭特集」、「新・扇状地」など。

 今号よりの「コスモス新鋭特集」は、小島なお・初め4名が、7首ずつを発表している。「コスモス」も、新人厚遇に重い腰を上げたようだ。

 なお僕は、この号に欠詠している。このブログの、6月30日の記事に書いたように、うっかりミスである。

 すでに「コスモス」10月号、11月号ぶんの詠草は、送ってある。

 

2010年8月22日 (日)

支部8月歌会

002  本日の午後1時より、F市内の某会館の1室で、「コスモス短歌会」県支部8月歌会が催された。

 出詠14首、参加者10名。

 U健一郎支部長の司会で、出詠1首ずつに2名ほどが批評を述べ、支部長が講評と添削例を示した。

 僕のどうにもならない1首を含め、添削例はほぼすべて、格段に歌格が上がったようだ。

 支部長の作より、「沸く」と「湧く」の違いなども、教示を受けた。

 散会の時、支部長は僕に、「これにこりないで、また参加してください」と、言葉を掛けてくださった。

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