高見順展・他
午前中に「KaBos新二の宮店」へ行き、「歌壇」2010-9月号と、バルザック「ゴプセック 毬打つ猫の店」(岩波文庫)を買う。
「歌壇」の特集は、「短歌と酒の関係」と「追悼 加藤克己」である。
バルザックの小説は好きなほうで、これまでに数作を読んでいる。
昨日の記事の自己コメントにあるように、F県立図書館などのホームページを「お気に入り」に入れたので、その記事より、「高見順展」を観に行く。
左の写真はポスターの1部、右の写真は自筆詩稿ノートである。この他に、古い単行本なども展示されていた。
彼の全集は持っていないが、「高見順文学全集」6冊揃(講談社、昭和39~40年)を、「古書センター」で買った。今はどこに在るか、わからない。
高校文芸部員時代に、1年先輩の荒川洋治さん(高見順と同じ、現・坂井市三国町の出身)の案内で、高見順の生家と墓地のお墓を、彼を含めて4人で巡っており、その時の写真5枚(モノクロ)が残っている。台紙には、「昭和41年7月28日」と記されている。
また東尋坊遊歩道に、高見順の詩碑(川端康成・筆)が建立された時にも、式典と記念講演会に、仲間と参加した。
彼の本はあまり読んでいなくて、「死の淵より」を含む詩集と、中篇小説を1つ、読んだきりである。
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