「日本の街道」(全8巻)より、第4巻「山なみ遙か歴史の道」を読みおえる。
集英社、昭和56年・刊。
箱、帯、月報あり。
7月7日に、第3巻「雪の国 北陸」を紹介して以来の、このシリーズである。
第4巻は第1回配本という事で、編集に力が入っているようである。
信濃路・木曾路・伊那路・美濃路・飛騨路をおもな記事にしている。
堀辰雄や立原道造、津村信夫たちが愛した追分、島崎藤村の出身地である馬籠なども登場して、親しみやすかった。
石畳道の2種の写真(道脇は林になっているようだ)や、野麦峠を越える女工たちの写真があって、感銘深い。
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