「日本の街道」(全8巻)より、第7巻「海光る瀬戸内・四国」を見おえる。
集英社、昭和56年・刊。
日本の旧街道筋の写真集を期待していた身には、街道筋の写真は少なく、文章が多く、不満は残る。
このシリーズの、題名の付け方が秀れている。
「風かけるみちのく」、「山なみ遙か歴史の道」、「夢誘う山陽山陰」、この巻の「海光る瀬戸内・四国」など。1種のキャッチコピーである。
この巻では、35年くらい前に、職場の慰安旅行で金毘羅参詣をした事を思い出した。
「遍路道」も載っているが、四国巡礼をしようとは、僕は思わない。無信仰ながら、わが家は家系的に浄土真宗に属している。
コメント