「リルケ全集(4)」
昭和48年、彌生書房・刊。
小説「マルテの手記」他2編、説話「神さまのお話」を収める。
この(3)の読了を報告したのが、2010年6月13日の記事 だから、1年5ヶ月をかけて(4)を読みおえた事になる。応接間ですこしずつ読んできた。
詩人の小説は、面白い作ではない。
「マルテの手記」は、良家の青年が家を飛び出して、都市の生活の孤独に苦しみ、かつての日々を回想する、没落を描いたのみの小説ではない、とリルケは手紙の中でたびたび書いているらしい。「はげしい生活のちからが流れている…」と。
medeskiさん、コメントを下さり、ありがとうございます。
詩人より、小説家に転身して、成功した例は、島崎藤村以来、あるようですが。
投稿: 新サスケ | 2011年11月13日 (日) 14:56
>詩人の小説は、面白い作ではない。
やっぱり、どこか欠けてる気がしますよね。劇だと面白い作品が多いのも気になります。何がダメなんでしょうね。
投稿: Medeski | 2011年11月13日 (日) 12:39