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2012年2月 2日 (木)

詩誌「間隙」第32号

Cimg5648 先月27日の会合(記事あり)のおり、AUさんより頂いた同人詩誌、「間隙」第32号を読みおえる。

 沖縄県に在住の詩人、A盛勝さんが編集し、同人は彼を含めて全国の6名である。

 AUさんの詩「手すり」は、若くして亡くなった母親が、幼女として現れる。何か神話的パターンがあるのだろうか。こぐま星座さんの詩にも、そのような詩想がある。

 故・広部英一さんの詩には、若くして亡くなった母親の娘時代を、想像的に描いた作品はあったが、幼女としては現れない。

 僕の母親は、老いてから逝いたので、僕が幼く母が若かったころのエピソードを思い出す時はある。

 AUさんはエッセイ「母のこと」で、ヒステリー症ぎみの母親と、その突然の早逝を描いて、詩への出発への因をうかがわせる。

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