黄花ミニ薔薇(4)
今年2月19日の記事「黄花ミニ薔薇(3)」で、この鉢の7輪めの開花を報告した際に触れた、莟がひらいたもの。
花容がやや衰えている。だいたい花びらの枚数に由る。
それは樹勢に由り、樹勢は日光・気温・風などの外的条件と、根張り・水・肥料などの内的条件に、左右される。
これからも花を咲かせると思うので、しっかり育ててゆきたい。
今年2月19日の記事「黄花ミニ薔薇(3)」で、この鉢の7輪めの開花を報告した際に触れた、莟がひらいたもの。
花容がやや衰えている。だいたい花びらの枚数に由る。
それは樹勢に由り、樹勢は日光・気温・風などの外的条件と、根張り・水・肥料などの内的条件に、左右される。
これからも花を咲かせると思うので、しっかり育ててゆきたい。
兵庫県にお住まいの詩人、S陽子さんが、兵庫県を主とする同人詩誌、「アリゼ」第147号をお便りとともに送って下さった。
2012年2月29日、アリゼの会・発行。
詩21編、エッセイ等の散文11編を収める。
詩では、第二次大戦に関わるM真由美さんの「冬の旅」T久美子さんの「あざなえる縄」、宇宙論的なYやすこさんの「星の欠片(かけら)」Y幸子さんの「こんにちは」、早逝の父をうたったO昭代さんの「夏の別れ」母を偲ぶA洋子さんの「舗道の石臼」など、興趣の深い作品が多い。
散文11編は多めで重い内容のものもあり、「読みたい人はどうぞ」の意趣かと、読まなかったもの、拾い読みしたもの、完読したものがある。
批評の他では、詩誌の散文は軽めのものが、読む気になる僕である。
「岡井隆全歌集」(全4巻)の第Ⅳ巻より、最終編の「旅のあとさき、詩歌のあれこれ」を読みおえる。
表題のあとの添え書きに、「本書は三部構成の歌文集である。…旅の歌をまとめた第一章のみ収録した。」とある。
NHKBSテレビに出演する、オーストリア・ドイツの旅に生まれた作品である。斎藤茂吉の留学地にこだわる意味もある。
これで僕は、岡井隆の22歌集と、詩集などを読みおえたことになる。岡井隆のそれ以後の歌集について、僕がどうするか、今はわからない。
本編より、5首を引く。
懐石が進み小さな貝が出たうつむいたままなら聞き易く
戦争が近いといふかクリムトの美女がわたしから遠い程度に
ゼウス今し寂かに牛になるところくれなゐの角が角ぐんで、額(ぬか)
小羊の甘ゆるところ大天使うなだれ佇てり吾(われ)も吾(あ)も吾(あれ)も
降りるべき駅が近づく外套(ぐわいたう)が翼であつたことにおどろく
沖積舎「藤原定全詩集」(1992年・刊)より、今年3月20日にアップの第5詩集「環」に続き、最後の詩集「言葉」を紹介する。
写真は全詩集の2重箱のうち、外箱の表である。
原著は、1989年、沖積舎・刊。
彼はこの詩集により、日本現代詩人会より、第8回現代詩人賞を受賞している(1990年)。
僕は言葉を対象に、詩を創ることを好まない。
彼が「あとがき」で謙遜しているような、「貧しい結果が本詩集なのである」とは、僕には思えず、豊かな結果だと思う。
しかし彼は結局、口説の徒であったし、僕は作業仕事も対人関係も身を以って覚えてきた、1ブルーカラー労働者である。
なお彼を「家のない藤原定家だ」と洒落たのは、誰だったか、どこでだったか、僕は覚えていない。
このブログを始めてより、今回でちょうど、1500回めの記事更新となる。
1300回めが、2011年8月26日の記事だったから、ちょうど7ヶ月で200回の記事更新である。ほぼ日刊だが、まれに材料がなかったり、飲み会があって(日時指定の公開がわからなかった――今はわかっているつもり)、更新を休んだ。
結社歌誌「コスモス」2012年4月号を読む(A5判の透明ビニールカバーをかけて)。
ただし初めより、「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」など。
付箋を貼ったのは、次の1首。「COSMOS集」119ページ上段の、F紀世子さんの「きづな」5首より。
若かりし日にしがらみと言ひしものきづなと呼びて確かむる今日
1首の言葉、お説ごもっともです。
エクセル互換ソフトで作成中の、「蔵書文庫本データベース」への入力が、今日午前、3000件めに至った。
2800件めの報告が、このブログの2011年11月14日付けの記事にある。
入力をいつ始めたか、わからないが、初めての報告が2008年2月10日の「本棚1台分」(697件)である。
4年を越して、まだ先が見えない。総4000件くらいと、壮語しておこう。
なお3000件めの入力は(少し操作したが)、三浦哲郎の短編小説集「夜の絵」(集英社文庫、昭和54年・1刷)だった。
Amazonに注文してあった、DENONのプリメインアンプ、PMA-390SEが昨日に届く。
ブログ記事アップのあと、さっそく配線して、鳴らしてみた。
本当はセッティング前に写真を撮るつもりだったが、後になったので、背景や、光の写り込みなど、みっともない写真になった(補正の仕方を知らないし)。
音はあまり良くなかった。ラウドネス機能を用いると、ダイナミックになる。
この前に使っていたマランツのプリメインアンプ(外国電化製品一般?)は、安くて高機能だけれど故障しやすい、という評価になって、この製品に落ち着いた。
このステレオ故障騒動で、古いスピーカーを傷めてしまい、安価なスピーカーを用いているので、次に臨時収入があったら、それらも替えよう。
長い間、不調なプリメインアンプを替えられなかったのは、ステレオ・キャビネットの背後が本の山で、配線作業が出来ないからだった。今回、少しずつ本を除けて、身の入る空間を作った。
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