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2012年4月の34件の記事

2012年4月22日 (日)

椿3種

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Photo 庭で軒下で、椿の花が咲いている。

 左上の写真は、鉢植えの赤花大輪。4月17日のこのブログ「春の花」の右上写真と同種かもしれないが、よくわからない。

 右上の写真は、ピンク花八重大輪、鉢植えの洋種椿である。花容が上品だ。

 左下の写真は、庭に咲く古典名花「岩根絞り」である。本来は、赤地に白の斑が入る。

 昔は幾十輪も咲いたが、悪い剪定をされたためか、今年は数輪がようやく咲くようだ。

2012年4月21日 (土)

詩誌「青魚」No.76

Cimg5900 同人詩誌「青魚」No.76の10冊が、編集のT晃弘さんより、送られて来た。

 2012年4月20日、鯖江詩の会・発行。

 B5判40ページ、同人16名、 おもに上下2段組。

 「青魚」は、鯖江市を中心とした同人詩誌だが、鯖江市以外に住む同人も多い。

 僕は4ページにソネット8編、「布団」「首の牽引」「栞」「おじさん」「ひるがえる」「工場」「熟柿」「早朝」を載せてもらった。

 内容は、もう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」(このブログのリンク集にあり)の、明日以降の記事にて紹介する予定。

 M幸雄さんの英語詩翻訳を始め、T晃弘さんの「書家飯澤景舟」他1編、T幸男さんの「青鷺の別盞(うき)に唄へば」他9編(ペン書き縮尺、8ページにわたる)、その他力作揃いなので、読みおえたならまた報告したい。

 

 

2012年4月20日 (金)

永井陽子「なよたけ拾遺」

 青幻舎「永井陽子全歌集」(2005年・刊)より、2番めの「なよたけ拾遺」を読みおえる。

 原著は、1978年、短歌人会・刊。第4回・現代歌人集会賞・受賞。

 題名は、劇団「四季」の「なよたけ」の舞台を観て、触発された為と言われる。

 短歌343首、短い物語4編、評論「式子内親王――その百首歌の世界」を収めるが、僕は短歌をのみ読み、物語の短歌以外の文、評論は読まなかった。

 私性を越えること、古典和歌へのまねびなど、無理をしていると感じられる事がある。ただし、のちの歌集を拾い読むとなめらかな流れになっているようで、読むことが楽しみである。

 以下に7首を引く。

かぜのやうに大きなつばさ来てとまるこのたそがれの山野にねむれ

月光にもえたつ石の世界より汝れは来たりき掌のないままに

ひとつびとつうちくだかれて生くる背をいざなふやうに天のゆふやみ

火の風土かぜの風土をかたり継ぐこころに生きてはるかなる空

かごめかごめうるしもみぢの輪の底ひちひさき鬼は眸を閉ぢてゐる

春の夜に逢へば鳴る骨それよりもなほとほくちちははの骨鳴る

そらの喪へひそかにふくす麦秋のこころの底を流れゆく耳

2012年4月19日 (木)

椿と木瓜

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 庭で椿に続き、木瓜の花が咲き始めている。

 左上は、ピンク花の洋種椿。

 右上は、斑入りの椿「太神楽」。

 左下は、ピンクの木瓜。

 右下は、一重赤花の木瓜である。

2012年4月18日 (水)

木蓮2種

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  庭で、白木蓮の花が散り、新しく2種の木蓮の花が咲いた。

 左2枚が、ピンク花木蓮である。

 かなり大きくなったが、大木という程ではない。

 今年はたくさんの花が咲いた。

 花色は、ピンクというより、薄赤である。

 上右の花は、赤木蓮である。

 黄木蓮と、紫木蓮の開花が待たれる。

 園芸品種としては、庭の赤木蓮や黄木蓮より濃い色の花も出ているが、庭は植物園ではないので、それらを植えるつもりは無い。

 それに花どき毎に、生命力に打たれてもいる。

2012年4月17日 (火)

阪本越郎「雲の衣裳」

Cimg5886 「定本 阪本越郎全詩集」(このブログの2007年7月1日の記事に、購入の報告あり)より、詩集「雲の衣裳」と「雲の衣裳 拾遺」を読みおえる。

 原著は、昭和6年(1931年)、厚生閣書店・刊。

 春山行夫・編集の「詩と詩論」に触発された、モダニズムの詩である。

 短い散文詩の多い点が、特徴だろう。

 戦前の上流階級出身の青年(彼の生年、父は福井県知事であった)の、西欧への稚い憧れが、戦時下・敗戦を経て、どう変貌して行くのか、僕の関心がある所である。

 この「定本 全詩集」は、彼の児童詩、海外詩の翻訳も収めた(他に詩論、童話の翻訳等があるが)、優れた1冊である。写真は、箱の表である。

春の花

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 花木の花が、次々と咲いている。

 左上は、庭のピンク一重の椿。

 右上は、軒下の鉢に咲く大輪椿。

 (ともに品種不明)。

 左下は、赤花姫辛夷。

 右下は、乱れているけれど、連翹の開花。

2012年4月16日 (月)

堀田善衛「若き日の詩人たちの肖像」

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 堀田善衛(1918~1998)の小説「若き日の詩人たちの肖像」を読みおえる。

 集英社文庫・上下巻、1977年・刊。

 戦後「荒地」に集まる詩人たちの戦時下の様子を知られるかと読み始めたが、実は自伝的小説だった。

 芸術方面は左翼から、のちの「荒地」グループに、芥川比呂志らのハイブラウ・グループまで。

 付き合いは「宮様」から潜伏左翼まで。

 読書はレーニンから平田篤胤まで。

 上記のように、巾の広い人である。

 上京して大学に入学してより、繰り上げ卒業で召集令状が来るまで、軍国主義でも右翼でもなかった青年の、暗い時代での彷徨が描かれる。

2012年4月15日 (日)

「山下清画集」

Cimg5858 「山下清画集」を見おえる。

 昭和56年、ノーベル書房・刊。

 写真は、貼り絵の「ロンドンのタワーブリッジ」(昭和40年)である。

 ヨーロッパ旅行での収穫を主とした、水彩画も美しい。

 ここでは色彩の感覚と緻密さの他に、形態の美も写される。

 彼は昭和46年、49歳で逝去。

 蔵書に、彼の「裸の大将放浪記」(ノーベル書房)4冊揃いがあるので、機会を見つけて読んでみたい。

椿4種

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 庭で椿の花が次々に咲く。

 左上の花は「春の台(はるのうてな)」。

 右上の花は、名前不明。

 左下の花は、藪椿である。

 右下の花は、名前不明。小輪の八重である。

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