「コスモス」7月号
結社歌誌「コスモス」2012年7月号を読む。
初めより「その一集」特選欄までと、「COMOS集」(「その二集」「あすなろ集」の特選欄)と、「新・扇状地」など。
選者の交替が進んできて、誌面も変わって(新・入会者とともに)きていると感じる。
今号で付箋を貼った作品は、「新・扇状地 88」より、Y恵理さんの「家族素描」15首(165ページ)中の1首。
買つても買つても米のなくなるこの今をなつかしむ日の遠からず来む
作者は、3人の娘を育て、夫の単身赴任の時期に、奮闘中である。
生活や思いを、短歌に残すのは、良いことだ。それで乗り切れる事態もある。
また後のちに、自分を含め人へ、思いを伝える事ができる。日記と違って、作品として。
画像は、ダウンロード・フォト集より、湖の写真。
本文と無関係。
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