「探訪 日本の庭 山陽」
小学館、昭和54年・刊。
箱、月報、179ページ。
写真は、箱の表、岡山後楽園の1部。
幾つかの例を除いて、この巻で取り上げられているのは、社寺の庭が多い。
刈り込まれた植栽と石組を巡らす、池庭である。
仏教伝来以前の、神池・神島の例、庭・以前の磐境(いわさか)磐座(いわくら)の例も幾つか、カラー写真で紹介されている。
カラー写真ページに挟まれた文章では、庭の始まりを説くもの、故郷の名庭を懐かしむものなど、興味は湧くが、今は読んでいる時間がない。
この本での写真を解く、「名庭解説」というページもあるのだが、この記事を書く直前に見つける始末で、これからはこのページだけでも読もうと思う。
同じ「探訪」シリーズで、「城」「古寺」シリーズも持っているので、大事な発見であった。
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