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2013年2月の25件の記事

2013年2月28日 (木)

CDプレーヤー

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 これまでのCDプレーヤーが故障して作動しなくなって1ヶ月余。

 DENON社製CDプレーヤー、DCD-755REをAmazonより買った。1昨日26日に注文して、昨日27日に届いた。

 繊細な高品質より、シンプルで頑丈な製品をと思って、この機を選んだ。実際、ボタンも窓表示も簡素である。

 このCDプレーヤーに、DENON社製プリメインアンプ・PMA-390SE(昨年3月22日・購入)と、ONKYO社製スピーカー・D-412EX(昨年12月18日・購入)(いずれも記事アップ日)をつないで、試聴してみると、とても深みのある音が響いた。

 マッチングが良いのだろう。「これまでのステレオ・セットは何だったのか」と思う程だ。ただし僕は、音楽を聴くことは好きだが、オーディオ・マニアではない。

2013年2月27日 (水)

「コスモス」3月号

 結社誌「コスモス」2013年3月号を読みおえる。

 初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地 96」など。

 今号は、「創刊60周年第一記念号」という事で、特別な記事や、特別作品の欄がある。それらも、ほぼ読みおえる。

 僕が付箋を貼ったのは、次の2首である。「その一集」特選欄の東京・T英夫さんの痛哭である(94ページ下段)。

老兵はひとり寂しむ生(せい)かけし貿易立国かたむくさまを

わが長き単身赴任を語るたび妻は涙すいまも恨みて

2013年2月26日 (火)

同人詩誌「群青」第26号

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 昨日に「宮本印刷」へ、スマホより電話すると、依頼してあった同人詩誌「群青」第26号は、「既に出来上がっている」という事だった。

 すぐに、こぐま星座さんに電話して、今日に会う段取りを付けて貰った。

 昨日の仕事帰りに「宮本印刷」へより、詩誌100部を受け取った。

 AUさんの「丘」とエッセイ(詩論)「地方詩人と中央詩人」、こぐま星座さんの「ヤマキかつおパック」、僕のソネット「丁度」が載る。

 今日火曜日(僕とこぐま星座さんの休日である)の午後3時より、喫茶店「モントリオールS店」に3名が集まり、詩誌と同人費の受け渡しをした。

 詩と詩人をめぐって、さまざまな話をかわした。3人一緒の写真を、僕のカメラで、ウェイトレスさんに撮って貰ったが、公開はしない。

 すっかりリラックスして、午後4時過ぎに散会した。

 

2013年2月25日 (月)

エッセイ集「ネクタイと江戸前」

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 日本エッセイスト・クラブ編「’07年版ベスト・エッセイ集 ネクタイと江戸前」を読みおえる。

 文春文庫、2010年・刊。61編。

 翻訳家・川路圭子(かわじ・けいこ)さんの「春が来て」は、教育困難校レベルの高校で教える1年を描いた。こぼれ落ちる生徒も多く、「人生航路の無事を祈りたい」と書く。

 棋士・佐藤康光(さとう・やすみつ)は「ゲン担ぎ」を書いた。将棋棋士の中で、僕は彼のファンである。ただし僕は、「竜」と「馬」が、何が成った駒かわからない。

 「’83年版 耳ぶくろ」より、欠けることなく25冊を読んで来て、この本でこのシリーズの読書を一旦停止とする。

 僕の好きな、ほのぼの・しみじみする時間を、多く持てた。

 このシリーズに出会って、僕は幸運だった。

2013年2月24日 (日)

青山雨子「レモン」

Cimg6801 県内に在住の詩人・青山雨子さんより、詩集「レモン」を頂いた。

 2013年2月、書肆山田・刊。

 2011年・発行の「白い地図」に続く、彼女の第4詩集である。

 題名の表記「レモン」は外来語なのでこれで良く、「檸檬」は梶井基次郎の小説の題名で、「れもん」は多田裕計氏の俳誌の名前である。

 詩風は、清潔な風が、身近な人たちを吹き渡ってゆくようだ。

 以前より受取りやすいのは、レベルを下げたのではなく、彼女の包容力が広がり厚くなったためだ。

 14編を収め、しまいの「レモン」は10ページにわたる散文詩である。

2013年2月23日 (土)

佐江衆一「黄落」

Cimg6794 佐江衆一の小説、「黄落」を読みおえる。

 新潮文庫、1999年・刊。

 2009年12月24日に、「BOOK OFF 二の宮店」で買ったと記事にある内の、1冊である。

 また、去年11月14日の記事、「’97年版ベスト・エッセイ集 司馬サンの大阪弁」の末のほうで、読むと約束した本でもある。

 還暦近い作者と、その妻が、老いた両親(父92歳、母87歳)の介護に奮闘する姿が描かれる。

 食を絶って衰弱死する母への賛嘆、執着の強い父への親密感が、とても清々しい。

 妻の甚大な努力も描かれるが、作者も自慢するなく努力を重ねている。現代家族の一面を描いて、新刊の時、ベストセラーとなった事も肯われる。

2013年2月22日 (金)

「群青の会」会合

 昨日の仕事帰りに、喫茶店「モントリオールH店」へ寄った。6時から、同人詩誌「群青」の発行母体「群青の会」の会合があるからだ。

 集まったのはメンバーの、僕、こぐま星座さん、AUさんの3名である。

 メインの用事は、AUさんより第4詩集を頂く事である。2人より、ささやかなお祝いを差し上げる。

 今度の詩集は、ちらりと読んだ所でも、とても優れているようだ。

 閉店の7時まぎわまで語り合って、散会した。

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ダウンロード・フォト集より、雪景の1枚。

本文とは無関係。

2013年2月20日 (水)

ようやく200件

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  文庫本データベースへの入力を一応終えて、新書のデータベースに入り、ようやく200件に達した。

 100件に達したのが、昨年12月1日の記事で、歩みは遅々としている。

 200件めは、辰巳渚(たつみ・なぎさ)「『捨てる!』技術」(宝島社新書、2000年9刷)である。本を捨てられたら、このデータベースを作らない。

 新書は、時事的な内容が多く、多く古びる。

2013年2月19日 (火)

歌誌2冊

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 昨日に結社歌誌「コスモス」2013年3月号が届いた。僕の歌は3首選だった。

 今号は、「創刊60周年第一記念号」という事で、さまざまな企画が載る。出来るだけ丁寧に読みたい。

 今日(指定休日の火曜日)の午後に、「パワーセンター ワッセ」にある書店、「Super KaBoS ワッセ店」へ行き、総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)の3月号を買った。

 例年の通り、「アンソロジー二〇一二 テーマ別私の一首」が載る。

 共に、読みおえたなら、ここに報告したい。

2013年2月18日 (月)

「リルケ書簡集 Ⅲ」

Cimg6778 4冊本の「リルケ書簡集」のうち、「Ⅲ」を読みおえた。

 国文社、1977年・刊。

 箱、帯、284ページ。

 今年1月20日付け記事、「Ⅱ」に続く本である。

 本巻の「ミラノの手紙 2」では、「旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌」について、「秋のただ一夜のうちに、いわば霊感の嵐をうけて創られた…」と述べている。

 また「リリアーヌへの手紙 12」では、「ドゥイノの悲歌」「オルフォイスへのソネット」、その他の作品が完成した1922年2月の奇跡的執筆を、「わたしは、このように襲われた感動の巨大な嵐を経験したことはありませんでした」と書いている。

 僕の2010年6月13日付け記事「リルケ全集③詩集Ⅲ」で、その執筆を「霊感の嵐だったのだろう」と書いた事は、当てずっぽうでは無かったのである。

 妻子を養えず、貴族とうのパトロン(スポンサー)を必要とした彼の生を、償う以上の作品群を遺した、と言えるだろう。

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