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2013年3月の30件の記事

2013年3月31日 (日)

CD「ザ・ベンチャーズ BEST&BEST」

Cimg6868_2 Amazonのマーケットプレイス、「Game_Store Amazon店」に注文してあった、中古CD「ザ・ベンチャーズ BEST&BEST」が届いた。

 東芝EMI、2006年・リリース。12曲入り。

 値段と曲名は、前以ってわかっている。

 「ダイアモンド・ヘッド」「パイプライン」から始まり、「二人の銀座」「京都の恋」など日本の歌謡曲となった曲を経て、「キャラバン」で締める。他に「朝日のあたる家」「アクエリアス」を聴きたいが、致し方ない。

 はじめCDラジオで聴いた時、何度も音が飛ぶので、不良品を掴んだかと思った。しかしCDプレーヤーを含むセパレート・ステレオ・セットで聴くと、1度も音が飛ばなかった。専用機の能力や恐るべし、である。

 僕は昔、ベンチャーズのLP盤を1枚持っていた。その盤も12曲入りだった気がする。

 エレキ・ギターの超絶演奏を、懐かしく聴いた。

 なおAmazonには、外国製のベンチャーズのCDセット盤(たとえば4枚)が幾つか、廉価に出ているので、多くの曲を聴きたい人は、それらを調べると良いだろう。

2013年3月30日 (土)

国立国会図書館・HP

 国立国会図書館では、著作権の切れた著作等、また古典書籍・書画を、写真版でデジタル化し、公開している。

 「近代デジタルライブラリー」のアドレスは、下記の通りである。

   http://kindai.ndl.go.jp/

 「国立国会図書館デジタル化資料」のアドレスは、以下の通りである。

   http://dl.ndl.go.jp/

 それぞれ色いろな検索機能を備えている。

 古典書籍・書画は公立館のホームページで、著作権の切れた著作は上記や「青空文庫」で、無料で観たり読んだりできる。

 また新刊書は、電子書籍で読めるものがある。純文学の著作は、まだ少ないようだけれども。

Photo
写真素材サイト「足成」より、黄花のラッパ水仙を1枚。

季節に合わせて。

2013年3月29日 (金)

世阿弥「風姿花伝」

Cimg6865
 「新潮日本古典集成」の「世阿弥芸術論集」より、「風姿花伝」を読みおえる。

 新潮社、平成4年11刷。

 「新潮日本古典集成」の特色の1つは、頭注のみでなく、本文の1部の脇にルビのように現代語訳を付している事である。これで理解が深まるかどうか、わからない。

 世阿弥は父の観阿弥とともに、観世流の確立者であろう。この集には、世阿弥の伝書より、5種を収める。

 しかし還暦2歳の僕には、今更、修行の進め方を習っても、致し方ない感がある。

 「秘すれば花」と引用らしい言葉があっても、僕は自慢したがり屋だし、おしゃべりも好きで、とても秘していられない。「歌人1家の永田家にはプライバシーがない」という1言が好きなくらいである。

 学業を辞め、その頃に文学を中断した僕には、継続的な修行論は当てはまらない。納得する個所も幾つかあるけれども。

 この本の読書は、ここで一旦止め、別の機会に読みたい。

2013年3月28日 (木)

高野素十「初烏」

 角川書店「増補 現代俳句大系」第6巻(昭和56年・刊)より、8番めの句集、高野素十「初烏」を読みおえる。

 前回は3月16日付けの記事、橋本多佳子「信濃」だった。

 原著は、昭和22年、菁柿堂・刊。

 虚子・序文、自序、654句(新年・四季別)を収める。

 高野素十(たかの・すじゅう、1893~1976)が、東大医学部を出て、法医学教授となりながら、客観写生の句を作ると、物足りない面がある。

 人間探求派、社会性俳句のように、自分の生き方の信念に賭けた所がないと、文学表現に精進しても、それだけで終わってしまうのではないか。

 この句集には、農民等の登場する句も多い。以下に5句を引く。

輪飾りのかたまり合うて燃えにけり

歩み来し人麦踏をはじめけり

ひまはりの双葉ぞくぞく日に向ひ

いちめんに菱採舟や潟暑し

ひつぱりて動かぬ橇や引つぱりぬ

Photo
 写真素材サイト「足成」より、桃の花の一枚。

 季節に合わせて。

2013年3月27日 (水)

「コスモス」4月号

 結社歌誌「コスモス」2013年4月号を読みおえる。

 ただし初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」など。

 散文では、Fりかさん「展望 淡さを生み出すもの」、Kゆかりさん「日本語こぼれ話13 のんのさま」が興深かった。「のんのさま」に近い当地・方言に、「なんなはん」「まんまんちゃん(幼児語)」がある。

 僕が付箋を貼ったのは、「その一集」特選のS美恵子さんの5首より、次の1首である。

道沿ひの冬のけやきの下に聴く梢の沈黙、瘤のつぶやき

 短歌では、アマチュアにも(彼女はベテランだろうが)名作が生まれる場合がある、と伝える。この1首は気品があり、味わいがあり、名作である。

Photo
写真素材サイト「足成」より、チューリップの1枚。

本文とは無関係。

2013年3月26日 (火)

白木蓮・他

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 昨日に続き、庭の春の花をアップする。

 左側の写真は、ほころび始めた白木蓮である。下は全景で、下枝を切ったり、太枝が折れたりしたため、整った樹形になっていない。

 右上の写真は、緋乙女椿が、1輪のみ咲かせた花。

 右下の写真は、地植えのクリスマスローズである。4種4株かあったのだが、今は1種1株しか残っていない。うつむいて咲くので、鉢植えが良いか。しばらく以前より八重花の品種も出回っている。

2013年3月25日 (月)

椿と連翹

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Imgp0105
 庭で、春の花木の花が咲いている。

 今春では、3月20日の記事「椿4種」に続いて、2回めである。

 左上の写真は、椿「薩摩紅(さつまべに、別名・大隅直(おおすみのあたい))」である。

 右上の写真は、椿の原種の1つ、藪椿(やぶつばき)である。野趣がある。

 左下の写真は、連翹の花である。先日、木杭を打ち棕櫚縄を巡らすなど、整え始めた。

 なお、花の好きな読者の方は、右サイドバーの「カテゴリ」より、「花」を選んで読んでくださればありがたい。

2013年3月24日 (日)

DVD「踊る大捜査線」

Cimg6861 今日(日曜日)の午前11時頃、Amazonのマーケットプレイスに注文してあった中古DVD、「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!」が届いた。

 昼食を早めに済ませ、久しぶりにテレビ「何でも鑑定団」を観た(当地では、日曜日正午より放送される)あと、このDVDをテレビで観た。

 このシリーズの「2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」、「3 ヤツらを解放せよ!」は、共に中古DVDで観たので(上の題名をクリックすれば、各記事にジャンプする)、この最初版の中古品が、安く出る時を待っていたのである。

 画面の乱れ、ストーリーの無理な所もあったが、しまいまで観おえた。

 それぞれの俳優はカッコヨク、(言い古された言い方だが、小泉今日子の演技も光っていた)、僕はいかりや長介の役柄と演技に、とくに惹かれた。

 それは自分が、現場作業員として30余年勤め、ヒラのまま定年を迎えた(今も働いている)せいもあるだろう。

 このシリーズの「The Final」(未発売)が、中古DVDとして、安価に出る日を待つつもりだ。

詩誌「アリゼ」は第88号から

 昨日の記事で、同人詩誌「アリゼ」の受贈は2004年頃からだろうか、と書いた。

 今日(日曜日)の午前に少し時間があったので、前回整理時より溜まった受贈詩誌等を整理した。誌名ごとに分け、号数を並べ、大封筒に詩誌名・号数をサインペンで書いて、収めるだけである。

 その時に、「アリゼ」の古い号を見つけた。最初にあるのは、第88号(2002年4月30日・発行)であった。(その前より頂いていた可能性はある)。そのあと91、93、94、各号は欠けているが(僕の責任かも知れない)、95号以降は1号も欠ける事なく、現在の第153号に至っている。

 世話をしてくださる、詩人・S陽子さんのご厚意に、深く感謝する。

2013年3月23日 (土)

詩誌「アリゼ」第153号

Cimg6859 同人詩誌「アリゼ」第153号を、兵庫県にお住まいの詩人・S陽子さんが、お手紙を添えて、送ってくださった。

 今年2月7日付け記事、「詩誌『アリゼ』第152号」以来である。隔月刊という事で、次々と活動を読む事ができる。

 その記事で、「詩誌名の意味のわかる方は、教えて下さい」と書いたのだが、それを読まれたのだろうか、A優子さんがエッセイ欄「船便り」の、「アリゼという浪漫的な貿易風の数々① 大阪倶楽部」で、詩誌名について、詳しく書かれている。

 「アリゼ」はフランス語で「貿易風」の意で(僕も三省堂「クラウン仏和辞典」で、そこまではわかった)、「les」は定冠詞、題名の「アリゼ」の表記は複数形、発音は「レザリゼ」となると、明瞭に書かれている。

 僕はS陽子さんのお蔭で詩誌「アリゼ」を、このブログに挙げてからでも、第119号(2007年)より欠けることなく読ませて貰っている。実際は、もっと以前よりの筈だ。僕たちが同人詩誌「群青」を創刊した、2004年頃からだろうか。

 今号は、内容について書く余力がないので、失礼する。旺盛な活躍に敬服しつつ。

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