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2013年4月の31件の記事

2013年4月30日 (火)

洋種椿2種

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 軒下の鉢で、2種類の洋種椿が、花を咲かせている。

 左の写真は、「ブラック マジック」。黒紅色、八重咲き。

 みぎの写真は、「エレガント シャンパン」。白花、唐子咲き。

 いずれも名札はないのだが、このブログの古い記事を調べ、写真集「現在日本で咲く洋種椿品種」(2005年、「コーベ・カメリア・ソサエティ」・刊)で確認したので、ほぼ間違いない。

 何年か経つと、どうしてこう、ラベルが無くなるのだろうか。

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」

 「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」のDVDが発売された。

 しかし高価なので、遡って「湾岸署最悪の3日間!」の中古DVDを購入・観賞した記事(今年3月24日付け)では、「THE FINAL」の中古DVDが安価に出る日を待つと書いた。

 しかし「Yahoo!」内の「GyaO!」で、安価で観られるのである。

 2時間余りのドラマを、525円で、2日間のみの期限で、観られる。さっそく手続きをして、(今日火曜日は指定休日なので)、午前に観賞した。

 今回のドラマは、警察の隠蔽体質を取り上げている。

 ストーリーがリアリティに欠けるのは、初めからの事である。

 しかし織田(青島・役)―柳葉(室井・役)ラインに対立していた上層部を、すべて退職へ追い込んで、シリーズの幕を降ろすのは、ドラマ手法として、やや安易ではないか。

 「GyaO!」ではドラマを、有料・無料で鑑賞できるので、どうしても観たいドラマがあったら、また利用したい。

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写真素材集サイト「足成」より、花咲く梨の木の1枚。

季節に合うだろうか。

2013年4月29日 (月)

大松達知「フリカティブ」

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 事情があって、東京都・在住の歌人・大松達知(おおまつ・たつはる)氏が、僕を含め「コスモス短歌会」F支部へ、彼の第1歌集「フリカティブ」、第2歌集「スクールナイト」を贈ってくださった。

 彼は「コスモス」選者、「棧橋」同人、他。

 なお彼の第3歌集「アスタリスク」については、2009年5月13日の記事(←リンクしてあり)で既に、紹介している。

 「フリカティブ」について。

 2000年、柊書房・刊。25歳~29歳の作品、361首。

 帯・栞(3歌人による)。

 拙い感想を書くと、短歌において、生活において、大人(たいじん)の風格を見せる彼にも、こんな若い(しかし、しっかりしている)時代があったのだなあ、という感慨が湧くのである。

 以下に7首を引く。

待ち合せは例の公園 待たされていつもながめてゐたる噴水

自転車に足枷をするごとき朝 首輪をはづしやるごとき夕

考へごとして眠れずに妻ゐるを知りつつ全き個の闇に落つ

業務上偽(にせ)笑顔はた偽(にせ)激怒あればゆがめりいちにちの飢ゑ

疲れゐるわれに気づけり授業するわが声の高くなりゆくときに

掃除する妻はジグザグ怒りをりわたしは森となりてしのげり

つかれゐるからだの森にうづまきてしづみゆきたりジョン・コルトレーン

「ハイドン作品集」

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 一昨日にAmazonへ注文した「ハイドン作品集」が、今日の午前に届いた。ゴールデン・ウィークにどこへも出かけないので、その代わりのようなものだ。

 CD150枚、紙ジャケット、紙外箱。インポート ショップクラウド・販売。写真は、外箱の表。角に少し傷がある。

 オランダのクラシック・レーベル、BRILLIANT CLASSICS版。バッハ・他の廉価版全集を出している。

 1セット1万3千円弱、1枚80円余りで買えるのは、普及品としても廉価だろう。

 今日の午後、1枚め(交響曲第1番~第3番)を聴いた。76分余。

 静座して聴く余裕がないので、パソコンのiTuneで掛けて、隣りの部屋である人の歌集を読んでいた。

 穏やかな音楽で(あまり刺激的なクラシック音楽を好まない)、読書を止めてしばらく聴き入ったりした。

 これから時おり、聴いた感想を報告したい。

2013年4月28日 (日)

「リルケ書簡集 Ⅳ」

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 4冊本の「リルケ書簡集」の内、最後の「Ⅳ」を読みおえる。

 国文社、1988年・刊。

 箱、帯、281ページ。

 先の同「Ⅲ」の紹介は、今年2月18日の記事(←リンクしてあり)にある。

 リルケ(1875~1926)は、1922年2月、「ドゥイノの悲歌」10編、「オルフェウスへのソネット」55編、他を完成したあと、ヴァレリーの作品の翻訳等を成していた。

 ここに収められた書簡は感興深い。

 しかし併収された「ネルケ夫人へのナニー・ヴンダリー・フォルカルト夫人の手紙」、秘書だったジェニア・チェルノヴィトフによる「ライナー・マリア・リルケの最後の数か月」が、リルケの最晩年と逝去を描いて、感慨を起こさせる。

 その「最後の数か月」に拠ると、伝説的に語られる通り、リルケは薔薇の棘が刺さった指の傷から、白血病が悪化して逝いたようだ。

 最後に自作を1首。「コスモス」2013年1月号より。

アマゾンで詩人リルケの書簡集四冊を買ふ長く欲りゐき

2013年4月27日 (土)

椿と木瓜

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 庭では春の花木が咲き続けている。

 左の写真は、椿・羽衣。

 古典的銘花で、1859年の椿図集には既に載っている。(誠文堂新光社「日本ツバキ・サザンカ名鑑」1998年・刊に拠る)。

 右の写真は、木瓜・世界一。

 巨大輪、樺紅色、鶴巻清二郎・作出。(栃の葉書房「放春花100選」1998年・刊に拠る)。

2013年4月26日 (金)

「現代詩図鑑」第11巻・第1号

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 先の4月14日、「群青の会」会合のおり(その時の記事←リンクしてあり)、同人AUさんから借りた詩誌、「現代詩図鑑」第11巻・第1号を、読みおえる。

 2013年2月、ダニエル社・発行。

 U今日子さんの詩時評、25名の詩、2人の招待らしい詩人の詩を、載せている。

 W那智子さんの短い(2行ないし3行)詩9編を並べた、総題「プレリュード」が面白い。以下に1編を引く。

 

  まぼろし

遠い犬を

見たのが

最後である

 またSさざえさんの「生誕」第2連には、つぎのように書かれる。

それらが

配列されて

生れた わたし

満ち引く潮の不出来な作品

 自分を完璧な人間だと思っている人は少なく、多くの人が自分の欠け足りない面を自覚しながら、生きているのだろう。

 

2013年4月25日 (木)

「歌壇」5月号

Cimg6913 先の4月18日の記事で買い入れを報せた、総合歌誌「歌壇」2013年5月号を読みおえる。

 ただし短歌作品がおもで、散文はあまり読んでいない。

 僕は短歌作品よりおもに学んで、歌論を読む事が少ない。僕の現代短歌入門は、「昭和萬葉集」全21巻だといえる。

 巻頭20首では、岡井隆「武蔵野と名古屋のあひだで」が感興深い。

 また研究者・歌人として活躍する、永田紅(ながた・こう)「いま二センチ」20首は胎児を描いて、生命の連鎖を思わせる。以下に1首を引く。

この子には祖父母の三人すでになし白黒写真のごと遠からむ

 胎児の祖父母(つまり夫婦の両親)を思わせ、また自分の祖父母(僕の生まれた時、父方の祖母はいなかった)を偲んでしまう。勝手な観賞である。

2013年4月24日 (水)

「コスモス」5月号

 先の4月18日の記事で、到着を報せた、結社歌誌「コスモス」2013年5月号を読みおえる。

 ただし初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」、他。

 僕の歌は、10首提出のうち、4月号に続き、「その一集」特選の、5首掲載だった。内容は、僕のもう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」(このブログのリンク集にあり)の、4月19日の記事を読んで下されたい。

 「コスモス」創刊60周年記念の、「第十一宇宙花」の5首と誌代は、すでに送ってある。

 なおこの5月号は、これからも読み続けていく。

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写真素材集サイト「足成」より、チューリップの1枚。

季節に合っているか、僕にはわからない。

2013年4月23日 (火)

満天星、鬱金桜と椿

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 庭で、軒下の鉢で、花木の春の花が咲いている。

 左上の写真は、満天星(ドウダン、白花)である。まさに満天の星だ。

 右上の写真は、鬱金桜である。高枝に咲くので、かなりのズームで撮った。

 中段、下段は、椿の花である。

 このうち、品種名のわかるのは、中段左の「岩根絞り」(古典的銘花)と、下段右の「都鳥」(古典的銘花、蓮華咲き)である。

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