今月14日の「群青の会」会合のおり(記事←リンクしてある)、同人のAUさんより頂いた詩誌、「間隙」2013年春 第34号を読みおえる。
2013年2月、間隙出版・発行。72ページ。沖縄県・在住のA盛勝さん編集。
AUさんは、詩2編とエッセイ2編を寄せている。
詩「コイン」はお洒落な作風であり、「駅舎」は人生探求的である。
エッセイ「はちみつ」と「親を許すということ」は、生の今昔を、穏やかに描いている。彼女は和んだ心境に至ったのだろうか。
「間隙 創刊号・第2号より」30ページが付され、熱気が伝わってくる。あまり懐古的・回顧的にはならない方が良いと、僕は思うけれども。
平成16年、角川書店・刊。
かりん叢書181篇、帯、490余首。
彼の父は沖縄戦で亡くなり、母は4人の子を育てあげて亡くなった。
沖縄を訪ね「平和の礎(いしじ)」等を巡る旅を繰り返す。また母への挽歌も多い。
戦争とその後遺の悲惨を生活で以って体験した彼は、平和主義の崩れてゆく日本、アフガニスタン戦争を怒る。生活詠に挟まれながら。
以下に7首を引く。
たんぽぽに似たる小花の咲き闌けていのちしぶとき地縛りを抜く
空襲に焼けただれなお無花果は乳(ち)垂るる実を恵みくれたり
髪刈られ痩身いよよ細まれり今年芽吹かぬ冬木立、母
沖縄の土となりたる魂魄の父に触るると五体投地す
夢の島、ベイエリアなどと呼び換えて都市のダスト・ボックス埋立地
ひどくひどく耳ざわりなる「空爆」を伝え冷静なこのバリトンは
USA、きみらはいつまでよその国を戦場にして踏みにじるのか
昨日(4月14日、日曜日)の午後1時より、某会館の1室で、「コスモス短歌会」F支部の、4月歌会が持たれた。
3月10日の3月歌会(記事あり)に継ぐ歌会である。
事前1首出詠15名、歌会参加者12名。
僕には初めての和室での歌会で、胡座も正座も苦手な僕を含め、座布団に座ることが苦手な数名に、事務方のTさんが気を配ってくださった。今後の予定では当分、机・椅子の部屋になっている。
U支部長の司会で、プリントされた詠草を1首ずつ、順番に2名ずつ批評を述べ、支部長の講評と添削例提示で、歌会は進んだ。
かなりリラックスした雰囲気だった。
僕の1首は、2点を直された。
歌評のあと、詠草とは別紙のプリントで、出詠者名1覧、「五月歌会のごあんない」と共に、短いエッセイ「私の一首」の欄があり、今回は僕の番だった。支部長は、僕が謙遜している、と言われた。
写真は、パノラマにトリミングした(内蔵のソフトで)ものだが、傾き具合が変である。同ソフトで修整すると、もっとひどいようなので、今回はそれで置く。勉強になった。
急遽、同人詩誌「群青」の発行母体「群青の会」で、会合が持たれる事になった。
今日の午前10時、喫茶店「モントリオール S店」に、メンバーの僕(数分、遅れた)、こぐま星座さん、AUさんが集まった。
まず、「群青の会」宛てに来た、パンフレット「福井ふるさと文学館(仮称)基本計画」(平成25年3月付け、福井県教育委員会より)を2人に見せる。
また「群青の会」宛ての、詩誌「水脈」47号をこぐま星座さんに譲り(AUさんは近く入手する可能性があった)、詩誌「ココア共和国」vol.12もこぐま星座さんに譲った(AUさんはすでに保持していた)。
こぐま星座さんより、沖縄の土産話などを聞いた。
AUさんが最近に入手した、詩誌、詩集より、僕は詩誌「現代詩図鑑」2013年冬号を借りた。
またAUさんが参加している同人詩誌「間隙」第34号を頂く。
そのあと、社会や生き方を語り合って、語り尽きなかったが、それぞれ午後の用事もあり、11時半頃に散会した。
季節に合わせて。
Amazonのマーケット・プレイス、「Under Score Media」に注文してあった、「THE VERY BEST OF THE VENTURES」が昨日(4月12日)に届き、今日の午前に応接間の、セパレート・ステレオ・セットで聴き通した。
EMI(イギリス系の音楽事業会社)製、アメリカより出荷。
25曲入りCD2枚セット1ケース入り。
先の3月31日の記事(←リンクしてある)の、「ザ・ベンチャーズ BEST&BEST」とは5曲くらいが重複しているが、45曲を新しく聴けた事になる。
前の記事で聴いてみたいと書いた、「朝日のあたる家」「アクエリアス」、それに足して「カリフォルニア・ドリーミング」(「ホテル・カリフォルニア」と混同して、書けなかった)、「アパッチ」(これもはっきりせず、書けなかった)、他、ギターとドラムの音に聴きほれた。
新品CD代523円+送料340円は、この内容では極安だろう。
これも前の記事で、ベンチャーズの外国製のCDセット盤を勧めたが、自分が買ってしまった(実は4枚組も、すでに注文してある)。
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