総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)の、2013年7月号を読みおえる。
散文では、読んでいない編もある。
特集の「西行ゆかりの地、高野山を巡る旅」の、佐佐木幸綱「西行と高野山」の論が、貴重である。次号に続編を掲載、との事。
また6氏による、旅での8首競詠は優れている。競争で秀作が生まれるらしい。
米田律子(「未来」所属)の「白月」12首は、反戦の歌を含む。文学において、他のジャンルより、短歌が趨勢に最後まで、抵抗する気がする。
新連載が2つ始まり、増ページのようだが、僕は旧号を残さないので、正確にはわからない。
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