先日に鯖江市・在住の詩人、T・晃弘さんが、同人詩誌「青魚(せいぎょ)」No.79を送って下さった。誌名は、「鯖」の漢字を、分解したものである。
T・道子さんの「栗の季節」、T・吉弘さんの「軽井沢」、M・幸雄さんの「比島の渡し」、共に実直な作品である。ひねりが欲しいと思うのは、僕が邪まなのだろうか。
T・幸男さんは、「旦(よあけ)の思考(ぱんせ) Ⅰ~Ⅻ」12編を寄せている。
ペン書き・縮尺、1ページ2段、6ページの大作である。造園家、画家でもある彼が、本誌に毎号、大作を寄せている。
彼が吠えつづけ、唸りつづけて幾年か、虚しくならないかと気遣う。
彼の膂力には、僕は及ばない。
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