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2014年4月の36件の記事

2014年4月21日 (月)

テーププリンター、購入

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 1昨日の土曜日(4月19日)に、妻と電器量販店「百萬ボルト本店」へ行った。

 テーププリンター(一般に「テプラ」と呼びならわしているようだが、それは(株)キングジムの商品名である)が目当てで、結局CASIOの「NAME LAND BiZ」(型番KL-G1)を買った。

 代金は妻が「自分も使う当てがある」という事で、払ってくれた。

 帰宅してさっそく設定等をし、使ってみた。

 字の大きさを既設定より替えたり、記憶させた言葉を呼び出してプリントさせたりした。

 僕は今、制作中のCD版歌集のケースに、題名と名前を貼りたいし、同人詩誌「群青」の30号が出たなら、これまでに続いて21号~30号の合本を「宮本印刷」で作ってもらい(題名印刷はしてくれない)、それに表題を付けたいので、用途はある。

 写真は、右奥が本体、その左が電源コードとACアダプタ、その下がテープカートリッジの予備、手前が解説書(マニュアル)とパソコン用CDである。

 念願のツールを入手できて、僕は満足している。

2014年4月20日 (日)

広部英一「絵本の海」

 思潮社「広部英一全詩集」(2013年10月・刊)の未刊詩集より、「絵本の海」を読みおえる。

 このブログの記事では、今月10日の「『木の舟』以前」に継ぐ。

 解題に由ると、原稿用紙に清書され、袋に入れて保管されていたという。

 妻の妊娠とみどり児を描く16編である。

 悪阻による妻の嘔吐など、妻の苦しみへの、無力感が印象に残る。出版されていれば、愛の詩集として評価を得ただろう。

 広部さんは、「母恋の詩人」としてのイメージを大事にする余り、この詩集を上梓しなかったのだろうか。

Photo_3「フリー素材タウン」より、菜の花の1枚。

庭の桜2種

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Photo_2 庭で桜が咲いている。
 上の写真は、八重桜である。里桜の系統か。

 下の写真は、緑色の桜の花である。僕が植えたのだが、鬱金桜(うこんざくら)だったか、御衣黄(ぎょいこう)だったか、記憶がぼやけてしまった。

 2本とも木が伸びて、花の咲く枝が高くなり、コンパクト・デジカメでは望遠で撮っている。

2014年4月19日 (土)

庭の春の花

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 庭で花木の花が咲いている。写真の初め5枚は、椿の花である。

 上段左:「都鳥」。蓮華咲きの古典名花。

 上段右:「岩根絞り」。斑入りの古典名花。

 中段左:ピンクの1重。品種名不明。

 中段右:「春の台(うてな)」。白地に赤の縦絞り。古典名花。

 下段左:ピンク八重の洋種椿。品種名不明。

 下段右:紫木蓮。普通種。

2014年4月18日 (金)

発売日に届く

Cimg7635 村上春樹の短篇小説集「女のいない男たち」が、発売日今日の夜に届いた。

 Amazonに予約注文してあったが、今日の内に届くとは思わなかった。

 ただし「郵便物お預かりのお知らせ」が15時20分付けで入っていて、その時刻に僕は家にいたはずなのだが。

 それを見つけたのが17時過ぎで、再配達の17時~19時までは無理で、19時~21時を指定して、依頼の電話を済ませた。

 21時近くなり、今日の配達は無理かと思っていたが、20時45分に玄関のチャイムが鳴り、本が届いた。

 郵便局員さん、ご苦労さまです。

 2014年4月20日、文芸春秋・刊。

 6編の短編小説を収める。カバーの絵が、とても日本的だ。

 内容も知らずに村上春樹の本を買うなんて(今回の連載時にも僕は読まなかった)という意見があるようだが、内容も良いが僕は彼の文体が好きなのだ。だから小説、エッセイ集などの翻訳(サスペンスものは避けるけれど)の本も、読んで楽しんでいる。

村上春樹の文庫本2冊

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 村上春樹の、オウム真理教関連のインタビュー集2冊、「アンダーグラウンド」(講談社文庫、1999年・刊)と、「約束された場所で」(文春文庫、2001年・刊)を買った。

 「アンダーグラウンド」の単行本を買っていて、読み始め少しで、これらインタビュー集は読まなくていいかな、とスルーしてしまった(彼の全小説やエッセイ、翻訳の1部を読んでいるけれども)。

 しかし彼が受けたインタビューの1部を集めた、「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」等を読んでいると、これら2冊のインタビュー集も、彼の小説を読んで行く上に必要かと、注文した。

 2冊とも、Amazonのマーケットプレイスへ注文した。しかし「アンダーグラウンド」の本紙は古びているし、「約束された場所で」では本文の上に線引きが10ページ以上あった(それも自己評価「良」で)。Amazonマーケットプレイスの廉価本の市場は荒れているのだろうか?

 「約束された場所で」は、彼の文庫本ばかりを積み上げた中にあったので(ムダをした)、それで読んで行こうと思う。

 読書すべき本が、あまりに多い。

2014年4月17日 (木)

小畑昭八郎「えにし」

Cimg7619 県内にお住まいの詩人、小畑昭八郎さん(1933年・生れ)が、詩集「えにし」を送ってくださった。

 小畑さんは小浜市図書館に長く勤め、館長となり、定年退職している。

 また詩集、エッセイ集等の他、多くの郷土誌を執筆してきた。(「著者略歴」に拠る)。

 「書架の片隅に放置されていた作品をかき集めて作った詩集である。」「一老人のつぶやきである。」と謙遜するけれども、荒廃する状況に抵抗する意を感じる。

 出会った人たち、家族を描いて、リスペクトの思いを伝えている。

 

歌誌2冊

Cimg7622  総合歌誌「歌壇」の発行日は、毎月1日だけれども、前月15日には店頭に並んだようなので、1昨日(4月15日)にAmazonを見ると既に販売されていて、注文した。

 翌日の昨日、郵便で届いた。その早さには驚いた。特集にも関心がある(僕の歌は我流な所があるので)。

 また昨日の昼、「コスモス」2014年5月号が届いた。毎月15日が発送日かと推測しているのだが、これも早い。編集部と事務室の方がた(と郵便局の方)のおかげである。

 いつも通り読みおえたなら、ここで報告する。

2014年4月16日 (水)

「福井短歌」第6号

Cimg7615 県内にお住まいの詩人・歌人、K・ひろさんより、詩誌「群青」を送っているお返しにか、「福井短歌」第6号を送っていただいた。

 福井県短歌人連盟が発行する、年刊アンソロジーである。

 役員名列を見たら、彼は事務局の担当だった。

 年刊アンソロジー歌集は以前からあったが、軽装に替え、6年になる。

 ひとり5首ずつ、118名の参加である。身近な所から考えて、県内で短歌を詠む人は、この数倍はいるだろう。

 広く言って、同じ地域(風土)、同じ世代を生きているので、共感できる。

 県の俳句協会のアンソロジーも、まれに入手できて読んでみると、詩の異分野で、刺激があるのだが。

2014年4月15日 (火)

ウェルギリウス「田園詩」

 平凡社「世界名詩集大成(1) 古代・中世」(1960年・刊)より、ウェルギリウス「田園詩」を読みおえる。

 この本では、今月6日の記事、カトゥルス「詩集(抄)」に続く、詩集である。

 ウェルギリウス(紀元前70年~19年)の「田園詩」全10歌のうち、この本では第1歌、第4歌、第7歌、第10歌の、4歌が翻訳されている。

 解説によると、ウェルギリウスはオクタヴィアヌスの力で土地没収を免れ、「田園詩」第1歌の内容もそれを表わしているという。

 また彼の畢生の大作「アエネイス」も、カエサル(シーザー)やオクタヴィアヌスを讃える意図だったそうだ。

 僕は解説で、幻滅してしまった。思想や芸術が反権力性を失くしたら終りだ。

 筑摩書房「世界古典文学全集」第21巻「ウェルギリウス ルクレティウス」(1965年・刊)を所蔵し、「アエネイス」を読む時を楽しみにし、集英社「20世紀の文学 世界文学全集」第7巻(1966年・刊)で、ヘルマン・ブロッホの長編小説「ウェルギリウスの死」を読む時を楽しみにしていたのに、かの古代ローマ詩人への憧れが失せてしまった。

Photo「フリー素材タウン」より、菜の花の1枚。

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