総合歌誌「歌壇」2014年9月号を、読みおえる。
ただし短歌作品中心で、評論では読まなかった編もある。
巻頭20首より、高野公彦氏の「玄水」が気になる。奥様が亡くなられたという事で、氏が看病していた時期もあるようだが、そういう短歌に気付かなかったので、驚いている。
富田睦子の時評「『プロフ』『文脈』『属性』」の中で、松村正直が「角川短歌」昨年9月号「歌壇の歴史と現在」で「従来の師弟関係を基軸としたタテの関係から、仲間同士のヨコへという変化。これが大きな流れと言っていいだろう」と述べたと引用している。
僕も同感である。そうであってほしい。
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