「土偶」
写真集「日本の原始美術」全10巻より、第5巻「土偶」を見おえる。
講談社、1979年・刊。
函、帯。カラー写真65枚、解説34ページ。
先の8月26日の記事(←リンクしてある)、「須恵器」に続く。
土偶は、縄文時代に女性をかたどって作られ、呪術意義によってか壊され、埋められた。
早・前期のものが、美しくない、わかりにくいという理由らしいが、カラー写真の少ないのは残念である。
編著者が、学問に疲れてか、「本書は『土偶』の語りである」という方針で、入門書としてはどうだろう。
また同時代の他の造形として、岩偶、土板、土面、動物の土製品、等が紹介されている。
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