田村隆一全詩集
昨日、「田村隆一全詩集」を読み終えた。千五百ページ近い分厚い本で、2重箱入り。今年の初め頃に読み始めたから、5ケ月くらいかけて読んだことになる。1度に2、3篇を味わいながら読んだから、と言えば聞こえはいいが、じつは応接室で煙草を喫むときに少しずつ読んだからである。
時代の先や、自分の将来を予言した行もあって、今になってわかる。
不況の中で亡くなったので、「田村隆一全集」は出なかったが、彼の散文全集も読みたいものである。文庫本で「インド酔夢行」を読んだが、酔っ払ってばかりの旅行記だった。
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