カテゴリ「短歌会」の169件の記事 Feed

2016年8月27日 (土)

「コスモス」9月号「COSMOS集」読了

 結社歌誌「コスモス」2016年9月号より、「COSMOS集」を読みおえる。

 同・「その一集」特選欄・読了は、先の8月24日の記事(←リンクしてある)にアップした。

 「COSMOS集」は、「その二集」と「あすなろ集」の、特選欄である。

 「栴檀は双葉より芳し」というか、いきなり特選6首デビュー(普通の特選は、5首選)という会員もいた。しかしこの2つの集は、努力で抜けられると読んでいる。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。I・史織さんの「クローバー」5首より。

足元に群れ咲きてゐるクローバー目があふごとく四葉を見つく

 同じ「COSMOS集」のO・慧美子さんの「蕗のつくだ煮」5首には、「「よいことがあります」とレジの店員は千百十一円のつり銭くれぬ」があり、好調は運もあるのだろうか?

Photo「フリー素材タウン」より、夕陽の1枚。

2016年8月24日 (水)

「コスモス」9月号「その一集」特選欄・読了

 結社歌誌「コスモス」2016年9月号より、「その一集」特選欄を読了した。

 先行する同・「月集」は、先の8月20日の記事(←リンクしてある)にアップした。

 「その一集」特選欄の掲載は、9選者×5名×5首の、225首である。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。Y・とし子さんの5首より。

ぢぢばばと暮らさぬ子らが帰り来て担ぐ御輿のやがてさびしゑ

 父母の実家に帰省して、田舎の祭のお神輿を担ぐ孫息子らだろうか。言葉の運びがなめらかで、結語の「ゑ」が効いている。

Photo「フリー素材タウン」より、夕陽の1枚。

2016年8月 8日 (月)

支部8月歌会

Cimg8954 昨日(8月7日、第1日曜日)午後1時より、某館の1室で、「コスモス短歌会」F支部の8月歌会が持たれた。

 6月、7月と、僕は事情のため欠席したので、3ヶ月ぶりの参加である。

 事前1首出詠・9名(T・加寿美さんの逝去により、1名減)、当日参加者・5名。

 U支部長の司会で、出詠1首ずつに2名が批評を述べ、支部長の講評と添削例提示で会は進んだ。

 僕の1首は、1ヶ所の1字空きと1ヶ所の助動詞変更を提示された。

 途中休憩を挟んで、3時くらいに会が済み、跡始末などをして、3時20分くらいに散会した。

2016年7月30日 (土)

「コスモス」8月号「COSMOS集」読了

 結社歌誌「コスモス」2016年8月号より、「COSMOS集」を読みおえる。

 先の「その一集」特選欄の読了は、1昨日の記事にアップした。

 「COSMOS集」は、「その二集」と「あすなろ集」の特選欄である。

 短歌の齢の若い人の活躍はたのもしい。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「その二集」特選、H・照美さんの「バナナ一房」6首より。

こだはりを捨てろと言はれ帰宅後に泣きながら読む「かもめのジョナサン」

 僕は「かもめのジョナサン」を読んでいないが、世の中は思う通りに行かない。短歌を詠む事が、世をくぐる助けになれば良いが。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、ダリアの1枚。

2016年7月28日 (木)

「コスモス」8月号「その一集」特選欄・読了

 結社歌誌「コスモス」8月号より、「その一集」特選欄を読みおえる。

 先行する「月集」は、1昨日の記事にアップした。

 「その一集」特選欄は、9選者×5名×5首の掲載である。

 2年間で8回以上の特選か、結社内外の賞を受賞すると、次の「月集シリウス」へ昇級できるという、難関がある。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。N・淑子さんの5首より。

母の日のカーネーションを抱へきてクロネコは乞ふ「判子下さい」

 純粋な青年(娘さん?)を思わせて、ユーモアがある。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、ダリアの1枚。

2016年7月26日 (火)

「コスモス」8月号「月集」読了

 結社歌誌「コスモス」2016年8月号より、「月集」を読みおえる。

 「月集スバル」には、「コスモス」トップ(無選5首掲載)としての、緊張があるだろう。

 「月集シリウス」には、特選(12名)、4首掲載or5首掲載の競いがあるだろう。

 もちろん、短歌に拠る救済を求め、良い歌を詠みたい、という願望は、会員全員のものであろう。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。「月集シリウス」のK・絢さんの5首より。

妊娠を知つた瞬間ダイヤルが回りかちりと視界が変はる

 わが子が1番大事、という思いだろうか。生命連鎖へ繋がった思いだろうか。

Photo「フリー素材タウン」より、山・高原の1枚。

2016年7月17日 (日)

「その二集」読了

 結社歌誌「コスモス」2016年7月号より、「その二集」を読みおえる。

 先行する「あすなろ集」の読了は、昨日の記事にアップした。

 これで「新・扇状地」(2名×15首)を含め、今号の通常の短歌は、すべて読みおえた事になる。

 「その二集」は、入門欄であり、誰もがここから始まる。未来が待っている。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。S・仁さんの3首より。

花冷えの所為にし妻ははにかみつつ腕からめくる夜ざくらの下

 仲の良いご夫婦で、あてられる。

Photo「フリー素材タウン」より、山景の1枚。

2016年7月16日 (土)

「あすなろ集」読了

 結社歌誌「コスモス」2016年7月号より、「あすなろ集」の作品を読みおえた。

 先行する「その一集」読了の記事(←リンクしてある)は、先の7月11日にアップした。

 「あすなろ集」の会員数は、少しずつ増えているかも知れない。

 好悪両面で若さがあるので、僕の良い刺激になる。

 「少し努力すれば昇級できる」と言われており、昇級を含めて励まれたい(僕の場合を含めて)。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。T・麗子さんの3首より。

手料理を持ち寄る五人花見とはほど遠きカラオケパーティとなる

 ふだんの不満が噴き出して、カラオケパーティで盛り上がったのだろう。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、朝顔の1枚。

2016年7月11日 (月)

「その一集」読了

 結社歌誌「コスモス」2016年7月号より、「その一集」を読みおえる。

 「その二集」と「あすなろ集」の特選欄である「COSMOS集」は、先の6月30日の記事(←リンクしてある)にアップした。

 いつもは「その一集」の途中で、「コスモス」次号が届き、ここへは記事アップしないのだが、今号は読みおえられた。

 「その一集」は会員が多く、「コスモスの吹き溜まり」とも呼ばれ、桶の中の鰻のような感じだ。「その一集」より「月集シリウス」へ昇級する会員に比べ、「あすなろ集」より「その一集」へ昇級する会員の数が圧倒的に多い。愚痴を話しても致し方ない。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。A・清さんの3首より。

爆買ひの「爆」の字面のうとましさ空爆に遭ひし世代の吾は

 同じ言葉でも、経験により、受け取り方が違うものだ。

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、朝顔の1枚。

2016年6月30日 (木)

「COSMOS集」読了

 結社歌誌「コスモス」2016年7月号より、「COSMOS集」を読みおえる。

 その前の「その一集」特選欄・読了は、先の6月25日の記事(←リンクしてある)にアップした。

 「COSMOS集」は、「その二集」と「あすなろ集」の特選欄である。この集が、「コスモス」で最も元気があるようだ。

 特選ではないが、「あすなろ集」昇級してすぐ亡くなられたT・加寿美さん(わがF支部会員)の4首が、名前に故を付されて載った。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1首。T・泉さんの「陽と風」5首より。

子の口にスプーン運べり被災地へ物資とどくる人が発つ日も

 共に、命を大事にすることでは同じである。

Photo「フリー素材タウン」より、蓮の1枚。

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