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2016年4月の32件の記事

2016年4月30日 (土)

砺波市チューリップフェア

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 朝7時半に家を出て、妻の車、妻の運転で高速道路を駆り、富山県の砺波市チューリップフェアを楽しんで来た。20余年前にも来た事があり、その時に土産に買った、八重白花のアマリリスが生き残っている。

 9時過ぎ、着。日差しが強いので、僕は土産物屋で布帽子を買った。露店にて、ヤキソバとタコヤキを買って、テント下で妻と分け合って、腹ごしらえ。

 上の写真は、チューリップバルコニーから見た、花畑である。カメラにパノラマ機能があるかも知れないが、僕は使った事がないので。

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 左の写真は、四季彩館での品評会(?詳しくはわからない)の入賞花。

 右の写真は、5連水車。僕は農家の次男坊なので、大水車を見ると(もちろん使ってはいなかったが)、わくわくする。

 花壇、噴水、池などを巡って堪能する。

 妻は土産物を買い、共にアイスクリームを食べ、会場を12時近くに出た。

 高速道路のサービスエリアで昼食を摂り、帰宅。疲れを静めて、このブログを書いている次第。

2016年4月29日 (金)

「今すぐ使える かんたんTwitter入門」

Photo_5 今月15日の記事、「最近買った3冊」にアップした3冊の内、「今すぐ使える かんたんTwitter入門」を、1通り読みおえる。

 2015年12月、技術評論社・刊。

 今すぐ必要でない所は、読み飛ばした部分もある。

 入門書では、良い本だろう。ただしAndroid端末からの、写真付きツイートの仕方が載ってないなど、簡単と見るのか、Windowsと重複すると見るのか、不親切な部分もある。

 読み進んでゆけば、1通りの操作は出来るだろう。

 ただし、操作に困った時、気になる事を調べたい時、検索して調べるには、向かないかも知れない。目次や索引欄からは調べにくい。

 たとえば、企業広告を非表示にする方法は、「タイムラインとは?」のセクションの「ヒント」欄に載っている、等。付箋を貼る等の対策をしなければならない。

ツツジと黄木蓮

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 庭にツツジが咲き始めた。もう暮春である。

 左がピンク花、右が赤花。

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 左が、白花のツツジ。

 右が、黄木蓮の花。

 白、ピンク、赤、紫と、紹介した庭の木蓮も、黄花で仕舞いである。ここで紹介した赤花姫辛夷も、仲間だという。

2016年4月28日 (木)

定道明「杉堂通信」

Cimg8809 今月25日の記事で、頂いた事を紹介した、定道明(さだ・みちあき)さんの小説、「杉堂通信(さんどうつうしん)」を読みおえる。

 2016年5月1日・付け、編集工房ノア・刊。

 この小説は、「杉堂通信」「続杉堂通信」の2部に分かれており、ぼくも2回に分けて紹介するつもりだったが、面白くて一気に(1度に、ではない)読んでしまった。

 なお僕が彼をなぜ、「定さん」と呼ぶか、わかった気がする。詩人懇話会の幹事会や催しで会っていた頃、「定さん」と呼びかけていたからである。

 帯で「日記体小説」と紹介されているが、そうではなくて(日付は付されているが)、Aさんと呼ぶ久しく会わない女性への書簡体小説である。

 小説は、老人の日常のトピックスと思い(回想を含む)を、ぶちまけた内容である。喜寿を越えた主人公が、「私はよく泣きます」と心弱くもなり、「それどころか、むしろまともなのはこっちだ位に考えているのですから」と頑固さを示してもいる。「若くして言葉なんかに縛られるのは愚だ」とも述べている。地の文に「つついっぱい」の方言が出るなど、自由な書きぶりは、死を見据えた胆の据わりであろう。

2016年4月27日 (水)

「シュメール神話集成」(7)

 ちくま学芸文庫「シュメール神話集成」(2015年・刊)より(7)、7回めの紹介をする。

 同(6)「ウルの滅亡哀歌」の紹介は、先の4月18日付け記事(←リンクしてある)にアップした。

 今回、僕が読みおえたのは、「イナンナ女神の歌」と、「ババ女神讃歌」の2編である。

 イナンナは、太陽神・ウトゥの妹とされ、この編では戦の女神とされる。これまでに何度か神話に現れたが、神としての立場が今一つわからない。イナンナ女神讃歌であるが、夫・アマウシュムガルアンナ(=ドゥムジ)の讃歌の部分が多くてユーモラスである。

 「ババ女神讃歌」のババは、地母神である。農業(牧畜を含む)の神として崇められるが、劇的な要素に欠けるようだ。

Photo 「フリー素材タウン」より、チューリップの1枚。

2016年4月26日 (火)

歌誌「歌壇」5月号

Cimg8803 総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)の2016年5月号を読みおえる。

 家に届いた事は、先の4月19日の記事、「歌誌2冊」にアップした。

 また同誌・4月号の読了は、4月12日の記事(←リンクしてある)にアップした。

 特集「若き才能を感じる歌人たち」は、悪くはないのだけれども、43歳の中年で「コスモス短歌会」に入会した僕には、切迫して来ない。

 座談会「世代間の歌をめぐって――現代短歌のゆくえ 後編」は、若手のトップ女性歌人たちの、熱心な討議で、「このまま徹夜でしゃべりたい」という発言が出るほど、率直な会であった。

 僕が付箋を貼ったのは次の1首。安藤昭司さんの「銀の放射」12首より。

従順に石の影あり従順に人の影あり火を噴かぬもの

 世界では、銃の乱射や自爆テロなど、いつ火が噴くか知れない危機が存する。日本でも、ナイフを使った殺人や自動車事故、自然災害など、いつ危機に遭うか知れない時代である。

2016年4月25日 (月)

定道明「杉堂通信」

Cimg8809 福井県にお住まいの、詩人・作家・評論家である、定道明さん(さだ・みちあき、定氏、定先生と呼ぶべきところを、さんづけで呼ばせて頂く)が、小説「杉堂通信(さんどうつうしん)」を送って下さった。

 今年1月4日の記事(←リンクしてある)で述べたように、定さんが中心の同人文学誌「青磁」を送って下さっても、重厚なものは読む根気がない。

 2014年8月20日の記事で書いた、彼の評論集「中野重治近景」も通しては読んでいない。

 そんな僕に、貴重な「杉堂通信」を送って下さったのは、自信があり、自身の晩年の思いがあるのだろうか。

 書簡体の文体、老年の思いを描く内容は、興趣深いものである。

 実はもうこの本の半ばくらい、読んでいる。

2016年4月24日 (日)

歌誌「コスモス」5月号「月集」読了

 結社歌誌「コスモス」2016年5月号の、初めの「月集」欄を読みおえる。

 本の到着は、先の4月19日の記事(←リンクしてある)、「歌誌2冊」にアップした。

 「月集」とここで呼んでいるのは「五月作品(短歌)」の初めより、「今月の四人」、「月集スバル」、「月集シリウス特別作品」、「月集シリウス」の、4欄である。

 「月集」では、悲苦を詠んで平静、平常・喜びを詠んでおおらかである。

 次の「その一集」では、所帯が大きいせいか、遡上する鮭が身を擦り合うように競り合っているようだ。

 僕が付箋を貼ったのは、「今月の四人」から冒頭の、次の1首。作者の柏崎驍二さんは、報によると4月15日に亡くなられ、享年74. 5首はいずれも旋頭歌である。

北窓に白く陰れる岩手山あり青年がわがコルセットの型を採る部屋

Photo 「フリー素材タウン」より、チューリップの1枚。

2016年4月23日 (土)

紅葉と木瓜

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Photo_2  左の写真は、紅葉である。楓だけれども、緑色の葉が寒さに赤くなるのではなく、芽の出る時から赤い品種である。

 たまたま、懸崖ふうに手前へ垂れて、姿が良い。

 右の写真は、木瓜「世界一」の花のアップである。庭の木瓜には、あまり関心がなくなったと以前の記事で書いたが、この「世界一」の八重大輪と、「雪御殿」の八重白花は好きである。

 「世界一」は現在、世界で一番の大輪ではなく、10年以上前に、莟がピンポン玉の大きさの品種が発表されていた。今の木瓜の新種の世界を、僕は知らない。

 大輪や咲き分けなど、鉢植えで試してみたい気もする。

2016年4月22日 (金)

「福井短歌」第8号

Cimg8807 福井県短歌人連盟・事務局のK・普定さんが、同・連盟の年刊アンソロジー「福井短歌」第8号(2016年3月20日・発行)を送って下さった。

 詩の発表もしている彼に、同人詩誌「群青」(第34号で終刊した)を送っていたので、僕が短歌も発表する事を知っていて、ここ何年か「福井短歌」を送って下さる。

 メインのアンソロジー歌集は、116名が各5首(A5判、1ページ2段組み、3名掲載)を寄せている。

 この他に、3編のエッセイ、県綜合短歌大会・入賞歌、各短歌会支部活動・報告、等を収める。

 県内のアンソロジーとして参加者は、俳句の「福井県」より少なく、詩の「詩集ふくい」より多い。

 アンソロジー歌集で、僕が付箋を貼ったのは、次の1首。I・和栄さん(「百日紅」・他・所属)の5首より。

ああえらつは老いの繰り言と気付きたり耳障りらし禁句となさむ

 「ああえらっ」は「ああ、えらい」の訛りで、「えらい」は「疲れた」、「とても」等の意の方言である。深刻になりがちな所を、方言と、素直な詠みぶりで、さらりとした歌である。

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