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2016年2月 3日 (水)

佐藤鬼房「夜の崖」

 角川書店「現代俳句大系」第10巻(1972年・刊)より、10番めの句集、佐藤鬼房「夜の崖」を読みおえる。

 先の1月25日の記事(←リンクしてある)、鈴木真砂女「生簀籠」に継ぐ。

 原著は、1955年、酩酊社・刊。第1句集「名もなき日夜」(1951年・刊)からの再録「名もなき日夜」65句と、「夜の崖」の279句を収める。

 西東三鬼の序、鈴木六林男の跋、著者略伝を付す。

 佐藤鬼房(さとう・おにふさ、1919年~2002年)は、岩手県に生まれ、1925年に父を亡くし、小卒で職に就く。7年の兵役に就く。俳誌を移ってゆき、「天狼」同人、「小熊座」創刊・主宰。

 新興俳句から出発し、社会性俳句の代表作家とされたが、作風は変容・深化し続けたとされる(三省堂「現代俳句大事典」2005年・刊、等に拠る)。

 以下に5句を引く。

吾のみの弔旗を胸に畑を打つ

罪なきパンかがまり嚙る吾子と吾

沖にたつ冬虹棒の足の午後

岸壁に真昼の焚火髯かゆし

髪薄き友の肩幅木を挽けり

Photoダウンロード写真集「フォト満タン」より、雪景色の1枚。

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コメント

tenka Books様、コメントを下さり、ありがとうございます。
当時は、現在と違う思想状況もあったようで、社会性俳句がまだ良くわかりません。

少し難しそうですね。。。

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