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末房長明さんの第2歌集「遠賀川」(2003年、梓書院・刊)を読みおえる。彼は福岡県在住、「未来」所属の歌人。彼は警官として警察署長まで昇って定年を迎えた人だから、職務的、社会的立場から、露わなことを短歌にできず、微温的作品がこの歌集には多いようだ。激しい感情のあったことを示す1首を見つけた。
川面より吹きくる夜の風さむく眼にありしなみだ乾けり
定年を迎えて、力量のある歌人だから、それからの作品を読んでみたい人だ。
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