« 歌集「リテラ・ポプリ」 | メイン | 金木犀と彼岸花 »

2007年10月 9日 (火)

歌集「遠賀川」

 末房長明さんの第2歌集「遠賀川」(2003年、梓書院・刊)を読みおえる。彼は福岡県在住、「未来」所属の歌人。彼は警官として警察署長まで昇って定年を迎えた人だから、職務的、社会的立場から、露わなことを短歌にできず、微温的作品がこの歌集には多いようだ。激しい感情のあったことを示す1首を見つけた。

川面より吹きくる夜の風さむく眼にありしなみだ乾けり

 定年を迎えて、力量のある歌人だから、それからの作品を読んでみたい人だ。

003

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/10456629

歌集「遠賀川」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート