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村上春樹「ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック」(中公文庫)を読みおえる。フィッツジェラルド論2部と、第3部には短篇小説「自立する娘」と「リッチ・ボーイ」の翻訳が収められている。フィッツジェラルド論は敬愛と情熱のこもった文である。短篇小説の「リッチ・ボーイ」は、村上春樹がフィッツジェラルドの短篇小説ベスト5に入ると称賛しているが、僕には面白くなかった。むしろ翻訳者が名作圏外とする「自立する娘」のほうに、共感する面があった。
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