「愛蔵版 日本のやきもの」第4巻「志野 織部 黄瀬戸 瀬戸黒」を見おえる。
昭和52年、講談社・刊。箱、B4判、103ページ。
写真を見ただけの感想を述べる。
志野焼は茶碗類が、親しみやすい色(釉)と簡素な図柄に惹かれる。鉢、皿類は趣向が合わないようだ。
織部は、有名な茶碗類よりも、向付(むこうづけ)などの小物が好ましい。
黄瀬戸は、大皿が、色と肌理が合って、優れている。茶碗類は、冴えない。
逆に瀬戸黒は、茶碗類に勇壮な優品が多い。
これらの欠片なりと、手許に置けたら、と思う。
写真は、本体カバーの表である。
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