詩誌「群青」第14号を送った返礼に、西宮市在住の詩人・SYさんが、手紙を添えて詩誌「アリゼ」第129号を送ってくださった。
ただし同誌に彼女は、詩もエッセイもお休みである。
「アリゼ」第129号を通読すると、神仏信仰や呼びかけの作品が目につく。世も末なのか。
僕は、それらの作品を微笑ましく見ていられる。僕は全くの無信仰だけれども、他の人が苦しみの果てに、神仏信仰に至ることを、否定しない。
世も末ということについて。
近ごろの猟奇的な殺傷事件は、教育の保守化に因るところが大きいと、僕は思っている。
こぐま星座さん、こんど会ったときにお話しましょう。
投稿: 新サスケ | 2009年3月20日 (金) 09:33
教育の保守化が最近の猟奇的な事件の遠因になっているというのは僕には異論があるなぁ。
僕は戦後の民主主義教育が一定の成果を収めたものの、そこで行き詰まっている事の現れだとおもう。みんな、何を拠り所にしてどう生きていっていいのかわからなくて不安になっているんだと思う。その不安の中から「なにか突飛な事をして目立ってやろう」という刹那的な行動に駆られてしまう人たちが出てくるのではないか。それは戦後の歴史そのもの、戦後の社会全体のありようそのものの問題であって教育の方向性の問題ではないと思うんだな。
投稿: こぐま星座 | 2009年3月18日 (水) 20:25