「生方たつゑ全歌集」
京都府の書店「三月書房」のホームページで、「短歌本の新刊特価コーナー」より、「生方たつゑ全歌集」を購入した。
角川書店、昭和62年再版。輸送箱つきというか、2重箱になっている。
外箱は縦長だけれど、内箱と本体は横長の点、それと1ページ21首と混んでいる点が、難点か。
あとがきを読むと、生前の初版発行なのだけれど、三省堂「現代短歌大事典 普及版」(2004年・刊)によると、そのあと全歌集の発行はなく、その後の歌集も「冬の虹」1冊だけらしいので、購入を悔んではいない。
本を買えることは幸いだけれど、喜んでばかりもいられない。借金を背負うようなもので、1冊ずつ読了して、借りを返さなければならない。本は待ってはくれるけれども、かなりのプレッシャーがある。
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