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石川啄木・歌集「一握の砂・悲しき玩具」を読みおえる。
新潮文庫、平成9年84刷。
僕の身辺で、危機的な事件が起こりかけて、心を鎮めようとして、手近なこの1冊を読んだ。
事件は結局、未遂で済んだ。
詠むだけでなく、読むことによっても心の救われる、「短歌は自己救済の文学である」という言を実感する1夜だった。
啄木は仕事に恵まれず、借金を負い、長男に死なれ、結核で夭逝してしまった。哀れな人生である。
死後に名声は花咲いたけれど。
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