図録「第18回 日展 日本画 洋画」を見おえる。
昭和62年、ビジョン企画出版社・刊。
副題に「全出品作掲載オールカラー」とあるけれど、日本画と洋画のみで、彫刻や書の作品は載っていない。
この図録を見てのことだけど、僕はこの「第18回 日展」がF県立美術館に巡回してきた時、見に行った記憶がある。青い山中の滝の図ほかに憶えがある。22年前のことだけど。ただしこの図録は、そのときに買ったものではない。
図録で惹かれた作品は、日本画で丹羽尚子「時」、青島淑男「鳥飼いの女」、洋画で高光一也「チュールリー公園にて」、太幡九百「ほおずき市」だった。
純粋な写実は少なく、描法や取り合わせに工夫している。
コメント