歌誌「コスモス」5月号
結社歌誌「コスモス」2011-5月号を読む。
初めから「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」(2名×15首)、「コスモス新鋭特集」(4名×7首、最終回)など。
今号には、「第48回 桐の花賞」と、「第33回 評論・随筆賞」の発表がある。
僕が付箋を貼った1首は、「COSMOS集」の「あすなろ集」特選より、130ページ下段、Yヨシ子さんの次の作品である。
ときめきも意欲も若き日と同じなのに鏡は老婆を写す
気持ちは若いのに、体力と神経がついていかない、という場面に僕もよく会う。
また句またがりも、大胆である。
tenawanboyさん、コメントを下さり、ありがとうございます。
句われ、句またがりは、前衛短歌で多用された時代があり、今もしばしば用いられます。
投稿: 新サスケ | 2011年4月30日 (土) 07:23
素人の感想で恐縮ですが、なかなか興をそそる一首ですね。
僕も今や人ごとではない悲哀ですが、おっしゃる通り、
大胆な句またがりが俄然面白くしていますよね。
僕は普段歌に親しんでいないので、このような句またがりは初めて見ました。
なんだかヨシ子さんを応援したい気持ちになりました。
僕なんかは、しわくちゃのじじいになっても
AKB48が歌いそうなラブソングを書いてやろうなんて企んでいるんですよ(^ ^)。
投稿: tenawanboy | 2011年4月29日 (金) 23:01