「世界詩人全集」第17巻、「アポリネール コクトー シュペルヴィエル 詩集」を読みおえる。
新潮社、昭和43年・刊。
箱、帯なし、本体にビニールカバー、月報あり。
今年1月8日に第15巻を読んだあと、第16巻の「T・S・エリオット詩集」に移ったが、読み進められなかった。僕は以前から、T・S・エリオットが嫌いというより苦手で、作品が佳いと思えない。
アポリネールは、難しい性格ではないようで、作品に好感が持てる。
コクトーは機智(ウィット)だけで詩を書いてきたようで、晩年には鬱の老人の地が現れる。
シュペルヴィエルの詩は初めて読むけれど、ロートレアモンに影響されたというその詩風は、深くない。
コメント