「日本の街道」(全8巻)の第2巻、「江戸への道」を見おえる。
集英社、昭和56年・刊。
箱、帯、本体にカバー、月報あり。
6月24日、第1巻の紹介で、「僕は、ひたすら街道筋の光景を追う写真集を、期待していたが」と書いたけれども、それは無理だったかも知れない。
旧街道は消滅しているか、幅広い舗装路になって周囲に高層ビルが林立していては、写真集にならない。
名勝旧跡の写真を集めるしかない訳だ。
また「文章が多い」とも書いたけれども、文章で往昔の街道の険しさ、宿場の賑わいなどを描くしかない訳だ。
またカラー写真の数や企画に、当時は限界があったのだろう。
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