一昨日に購入を報告したものの内、石田衣良の小説、「40 フォーティ 翼ふたたび」を読みおえる。
講談社文庫、2009年・刊。
40歳の主人公がやむなく、プロデュース業(個人企業)を起こし、40歳代の顧客の依頼を解決してゆくストーリーである。
依頼はリアルで、凋落した元IT企業社長、40歳の引き籠り男性をかかえた老両親、フリーター歴20年だが個人起業した男性、など7話であり、主人公はスタッフとともに解決していく。
人物すべてがある意味で善人で、問題を次々解決して成功を重ねる。
そんなおいしい話はないよな、と思いながらも、感動する場面の多い小説だった。
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