「青磁」第29号
わが県にお住まいの文学者・S道明さんが、文学誌「青磁」第29号を、送って下さった。
「青磁」は、小説・評論を主とする、文学誌である。
2012年5月、青磁の会・発行。
僕はS道明さんの、「短歌作家としての橘曙覧(5)」、「黒壁夜色」、「竹行李の中」、3編のみを読んだ。
「短歌作家…」では、これまでの論に、幾つかの反論を加えている。
小説「黒壁夜色」は、主人公が従兄の死去に際し、通夜の前日から夫婦で長浜(娘と孫も住む)を訪れるが、平凡ではない心持ゆえの行動を描く。
評論「竹行李の中」では、中野重治の家族の生を描きながら、中野重治の全体像に迫ろうとしている。
次号(年2回・刊)は30号なので、記念会を持ちたいと、編集後記にある。期待される所である。
こぐま星座さん、コメントを下さり、ありがとうございます。
「青磁」の記念会には、僕も関心はありますが、招待はないだろうと思います。
投稿: 新サスケ | 2012年6月 5日 (火) 09:47
青磁の記念会に行ってみたいねぇ。
なんとなく群青とは旗色が合っているような気がしている。
投稿: こぐま星座 | 2012年6月 4日 (月) 21:13