「コスモス」8月号
結社歌誌「コスモス」2012年8月号を読む。
今までの所、初めより「その一集」特選欄までと、「COSMOS集」、「新・扇状地」など。
本号には、「宮柊二生誕百年記念特集」と、「第9回純黄賞発表」がある。
「展望」(1ページの批評等)は、S竹志さんの「四季を詠む」である。
僕が付箋を貼ったのは、「COSMOS集」よりA峰子さんの「気遣ひ無用」5首(153ページ下段)の中の、次の1首である。
階段を登らむとすに「エレベーターそこにあります」気遣ひ無用
この5首の中に、結句が「気遣ひ無用」の歌が3首ある。
心の内でそう思っていても、口では「あ、ありがとうございます。結構ですから」などと、遣り過ごしているのだろうか。
涼しげな滝の1枚を。
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