「上村占魚全句集」
京都市の書店・三月書房より、昨日(7月27日、土曜日)に「上村占魚全句集」が届いた。
沖積舎、1991年・刊。
箱・帯(左の写真)、本体装幀・中川一政(布装、右の写真)。
三月書房は店販売をしているが、ホームページを持って、通信販売もしている。俳句・短歌の自由価格本(高価な本を含む)も扱っていて、この本も定価の3割(送料を含め、4,600円)である。
上村占魚の俳句は、角川書店「増補 現代俳句大系」に収められた第1句集「鮎」が気に入って、もっと読みたいと思っていた。
「鮎」~「自問」の10句集を収める。ただし上村占魚(うえむら・せんぎょ、1920~1996)の生前版であって、このあと句集「放眼」「玄妙」がある。三省堂「現代俳句大事典」に拠る。
同店で自由価格本「日野草城全句集」「渡辺白泉全句集」「土屋文明書簡集」を買っており、いつ読み始めるかが問題である。
古本で良ければ、更に安価に買える本もあるようだ。しかし三月書房のホームページは、1見の価値がある。
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